百瀬さんのこと その二
この話は最初、わたしがアメーバでやっている『沈黙図書館』というブログに書いた話なのだが、毎日、いろいろと書いていいて「いいね!」の書き込みがひとつももらえなかったのは、久しぶりのことである。理由はけっこうヤバい匂いが立ちこめているからなのだが、ノワールな話というのは、これまで、あれこれとこぎれいな話を選んで書き綴ってきた[沈黙図書館]の読者には話がヤバすぎるのかも知れない。
わたしは自分をできるだけ理想や願望に身を添えた、清澄な世界に生きる人間でありたいと思っているが、現実の世界は、もっと濁っているし、
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