#3 毎日の行動、習慣の改善、心構え 「起業メンタル大全」
これからは風の時代がやってくる。
自己啓発の話や都市伝説や陰謀論の話をするときに耳にすることが多くなりました。
占星術と関わりのある話になるおでここでは割愛しますが、「火」「土」「風」「水」と4つのエレメントで構成されており、これが約200年周期で入れ替わっていくとのこと。
今までは「土の時代」だったものが「風の時代」へと入れ替わる転換期が、今ちょうどきているとのことです。
「土の時代」では目に見えるモノの価値が重要視されておりましたが、これからの「風の時代」は目に見えないモノに価値を置く時代になるとのこと。
ただのスピリチュアルな話だけではなく、情報革命が起きてる現代だからこそ、信憑性がある話です。
つまりは目に見えるモノ、お金や資産が重要視されていたが、これからは「個人の自由と権利・平等性」を強く求められる時代になるということ。
個人の自由や権利を主張し、目に見えないモノに価値をおき生活をする上で、独立を考えるのも一つだとして今回はこちらの本を紹介いたします。
初めましてロキです。
普段は法務事務所で仕事をしながら、資格の勉強や作曲、ボードゲーム、謎解き、マーダーミステリー等々…
嗜好に偏りのあるものの多趣味に生きています。
こちらは
ひとりビジネス・情報発信・習慣化コンサルタント、心理カウンセラーとしてセミナーや講義に登壇し、プロブロガーとして成功を収めた立花岳志さんの著された『起業メンタル大全』という本です。
2011年にプロブロガーとして独立をしブログ「Second Life」は年間PVが1000万になるとのこと。
セミナーに関しては受講者3000人以上を独立、企業へと導き著書の出版も育成するという凄腕のコンサルタントです。
起業家に必要な考え方が記載されている本書ですが、起業だけではなく生きていく中で重要なことが書いていましたので、今回はそちらをメインで書いていきます。
起業の本文について気になる方は是非書店等で目を通してみてください。
そもそも起業とは
Wikipediaにはこう書かれていました。
自らがビジネスを立ち上げること、と理解をしています。
働き方には2種類あり、企業や役所などの組織に属し、労働力を提供する見返りとして給与を受け取る方法。
もう一つが、既存の組織に属さず自分でビジネスを立ち上げる方法。
後者が所謂、起業と言われるものです。
日本では20世紀までは起業をするための仕組みがまだ整っておらず、「終身雇用制度」「年功序列制度」があったため、安泰を取るために会社に就職するという選択肢が浸透していました。
今は情報革命が起こり、今までとは違った働き方、お金の稼ぎ方が次々と生み出されてきています。
「生きていくために働く」よりも「好きなことを仕事にする」が憧れとなる時代へと変化をしました。
昔は起業するとなるとオフィスや店舗、従業員、資本金が必要でしたが、今の時代であればオフィスは必要ではなく、パソコンやスマホがあるだけでも起業をし自分のビジネスを作ることもできます。
起業をするにもメリットとデメリットがあります。
1番のメリットは全てを自らのコントロール下に置くことができることと筆者は言っています。
自らが司令塔となり自ら仕事を創造していくことは、会社員等で勤務をしていると難しいと思います。
デメリットに関してはその逆で自らが責任を取らないといけない。
行動や指針は自らが決めないといけない、ということになります。
守ってくれる会社は存在しないので、全てを自らの手でできなくてはならないことになります。
そのあたりはイメージしやすいかと思います。
副業としてスタートしてみる
今勤めている会社や組織をいきなり辞めて、完全に独立・起業するのではなく、最初は「副業」としてスタートすると言う方法もある。
最初は副業からスタートし、会社勤めをしながらがらビジネスを少しずつ育て、自信を持てたタイミングで会社を辞める形がベストだと筆者は言っています。
完全に独立起業をしてサラリーマンを辞めてしまうと安定収入が途絶えます。
収入源がなくなってしまった状態だと精神的に追い込まれて焦った状態が続き、焦りがあると冷静・客観的な判断ができなくなり、しっかりとビジネスモデルを考えることが難しくなります。
副業でスタートすれば、時間の制約は大きくなりますが、勤務先からの収入を得ながら自分のビジネスをスタートできます。
筆者はオススメは、副業で目が出たビジネスが軌道に乗り始め勢いが出て、「もう会社に行っている場合じゃない」「会社に行く時間がもったいない」くらいのメンタリティーになった
ときに独立するタイミングがいいと言っています。
ビジネスは始めてみないとどうなるかはわかりません。
始めるタイミングば慎重に考えなければいけないと思いますが、行動しないことには変わりはないので、とりあえず副業はスタートすべきだど思いました。
働き方の違い、ライフワークについて
働き方や労働の考え方にはおおまかに3つあると筆者は言っています。
ひとつ目は「ライスワーク」。
今の仕事は「つまらない」「苦しい」「やりがいがない」と感じているなら、あなたにとって今の仕事はライスワーク。
ライスとはお米のこと。
つまり食べていくためにある意味我慢して働いている仕事の事。
ほんの少しまでは、ほとんどの人にとって仕事とは食べていくためにするものでした。
21世紀に入り、風の時代が来ることにより「個人の自由と権利・平等性」を強く求められる時代になりました。
インターネットは世界をつなぎ、働き方の多様性が一気に高まりました。
2つ目の働き方はライクワーク。
自分の好きなことを仕事にすると言う意味です。
「個人の自由と権利・平等性」を主張できる時代、目に見えないモノに価値を重要とすることにより、好きなことを仕事にする人が増えてきました。
好きを仕事にすることにより、情熱を注ぎ没頭できる仕事が増えた。
3つ目はライフワーク。
生涯の仕事として、人生を捧げる仕事の事を指します。
起業をするには、ライクワークとライフワークの掛け合わせが重要だと筆者は言っています。
好きなこと、得意な事、お金が儲かることの3つの条件が必須で、長く続けるための大切な視点だと言っています。
起業に関しては以上です。
その他、起業の覚悟や目標の立て方、マーケティング等は本書に十分に書いていますので気になれば読んでみてください。
「1日1新」の習慣化
ここから先は起業だけではなく、生きていく中で重要なことや習慣、行動についてまとめていきます。
まずは「1日1新」についてです。
学び、進化し続けるためには、常に新しいことにチャレンジし続けることが必要だと筆者は言っています。
人間をもともと新しいことにチャレンジすることが苦手と言う宿命を背負っている。
そのような不利な状況の中で、新しいことにチャレンジし続けてことが大切です。
言葉の通りですが、毎日1つ必ず新しいことをする習慣のことで、効率化コンサルタントの井ノ上陽一さんが提唱しています。
どんな小さなことでもいいので必ず毎日新しいことをしてみる、それも受動的なことではなく自発的であることが条件です。
これを実践することにより、脳が考えるようになり、常に新しいものを求めるようになります。
私も実践していますが、なかなか難しく、思いつきません。
それこそ仕事で新しいことを覚えたりしようとするのですが、続かない日もあるのでそういう時は、いつも行かないお店に寄ってみたり、帰り道を変えてみたりして継続するように心がけています。
読書について
この本では、読書術についてもまとめられています。
残念ながら、大半の日本人には、大人になってから学ぶ習慣がありません。
学びの中で一番費用対効果が高いのが読書だと筆者は言っています。
専門書なら1500円、参考書なら3000円ほどで、専門家が心血を注いで書いた知識や経験ノウハウを簡単に手に入れることができるのです。
もし同じ情報を本無しに手に入れるには、独学なら膨大な時間、著者に会いに行って聞くのであれば費用が掛かります。
今でこそネットやYouTubeがあるので、そこからの情報収集もできますが、まだネットには信憑性の薄い記事や情報が蔓延っていると私は思っています。
その分しっかりと出版社を通しどう言った著者が書いているのかを担保として情報を得ることを考えると、読者は効果的だと思います。
筆者は特定の分野の本を読むのであれば、1冊だけではなく異なる作者の本を10冊まとめて読むのが効果的だと言っています。
異なる筆者でも同じ分野の本であれば同じことを書いてある場合があります。
同じ主張をしているのであれば「非常に重要で押さえておくポイント」だと判断できます。
筆者は10冊と言っていますが私としては3冊ほどでも十分に理解できるのではと思い、全く触れていなかった分野の本であれば3冊くらいは揃えたりすることが多いです。
また読書をする時にはアウトプットが一番大切とのこと。
こういう感じで書評や感想をまとめることが重要だと言っていました。
アウトプットを前提に読書をし、アウトプットを行い、実践に移すことを目標に読書をしてみましょう。
年末年始の過ごし方
2022年が終わり2023年が始まりました。
独立・起業すると年末年始に休むという概念がなくなってしまいます。
つまり年末年始も仕事をします。
年末年始にすることは1年単位の振り返りと未来を描くことに時間を使います。
これは起業した人だけではなく目標を掲げて生きている人全員に言えることだと思います。
1年を区切りに1日、1週間、1ヶ月、3ヶ月、1年単位での目標や見立て、デザインを習慣化することが大事になります。
期間を区切ることには大きな力がある、と筆者は言っています。
期間を区切り自分の活動を振り返りこれからの課題を明確にすることで、未来を描きその未来に向かって進むことができます。
充実した1年を過ごすため、1年後、またそれ以降が実現したい夢に近づくように「儀式」をするようにしましょう。
今後独立した方がいいひとつの理由
最後にもういちど起業の話へと戻します。
人生100年時代と言われるようになってきました。
人生が100年間あるとなると会社員として定年・再雇用まで働いたとして65歳、残り35年という人生の3分の1もの時間を、余生として生きることになります。
もちろん今からの法整備があればもう少し先まで会社員として仕事をすることもできるかと思います。
それでも単純作業が増え、収入も下がるのではないかと思います。
一方、独立・起業してしまえば定年退職は関係なくなり、実力さえあれば何歳まででも働くことができます。
またここの話とは少しズレるのですが、メタバースがの時代が近づいているので、年齢による身体のハンデもなくなることもあり、意思さえしっかりしていればいつまででも働けると思います。
メタバースについては別の記事で紹介します。
定年まで働きたくないという人は多いと思います。
そんな考えの人は少なからず「仕事が苦痛」「仕事はやらされているもの」という価値観を持っています。
しかし独立している人は「仕事が楽しい」「仕事が生き甲斐」「ライフワークになっている」という考え方を持っているため、独立さえしてしまえば何歳まででも働けるような気持ちになるのかも知れません。
風の時代、人生100年時代、メタバース時代に新しい仕事の価値観を見出せるきっかけになるかも知れません。
まとめ
起業のメリットは自らが司令塔となり自ら仕事を創造していくことができる
とりあえず副業から始めてみる
ライクワークとライフワークの掛け合わせが重要
1日1新を心掛ける
読書はアウトプットにより定着
時代や法整備は独立・起業が優位
以上が立花岳志さんの独立・起業の一冊でした。
今の時代、YouTuberやフリーランスなど若者が起業をすることも多くみられます。
それに憧れて自分もなりたい、やってみたいという方には読んで頂ければなにかの助けになるのではないかと思います。
私自身もいずれは起業をしようと思っています。
今年がキリよく、何かを始めたり変えたりできるような年ですので、このnoteを読んでいただいている方、私の周りにいる方々は応援の程よろしくお願いします。
次の記事までしばしお待ちを・・・