時間が溶ける!おうちからバーチャル女子会8時間!
世界全体でステイホームが当り前になって1年以上が過ぎ、バーチャルで人と会うことが新しいスタンダードになりました。
「お話したいからカフェでお茶でもする?」
というセリフが打って変わって、
「バーチャル女子会しませんか?リンクはこちらです!」という挨拶に代わりました。
家から出なくても、遠くに離れていても、時差があったってパソコンや携帯からでも顔をみて、何人とでも同時でも話すことができるんです。
少し前では、パソコンもネットサーフィンくらいしか出来なかったわたしにも、こんな広い世界がありました。
ましてや、おうちからなのでパソコンを開けばすぐ会える手軽さです。
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アメリカに移住してきて、3年が経ちました。
はじめは友達と呼べる人も誰一人おらず、結婚を機に移住した私にとって頼れるのは夫と義両親の新しい家族のみ。
日本では気の置けない仲間に囲まれて、心ゆくまで自分の思っていることを話したりしてワイワイしてたのに…
家族はわたしに良くしてくれるけど、どこか寂しい気持ちが満たされないままの日々でした。
それが今では『バーチャル女子会しませんか?』の号令で、Twitterで知り合った人たちと8時間も連続でおしゃべりするまでに至っています。
どんな人生を歩んで行きたいかの濃い内容から、近所のスーパーで何が売っているという浅い内容の話に至るまで、思っていることシェアしたり、みなさんの体験談を聞いたりして、心ゆくまでおしゃべりを楽しめているのです。
濃い内容から他愛も無い内容の会話なので、8時間という時間もあっという間に過ぎてしまい、さすがの夫も隣で呆れるくらいです。
あんなに孤独やったのに、いまだに家から一歩も出ていなくても繋がれる社会がある。
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人生をどう楽しんで生きていけるのか、あたらしい場所でどうキャリアを積めるのか、たくさんのヒントをもらえる関係性を築いていけていることがバーチャルで実現しているなんて信じられません。
場所もおうちからなので、お腹がすけばご飯を食べながら、喉が渇けば飲み物も隣にあります。無くなってもすぐキッチンへ。お手洗いも好きな時に行けるんです。
異国の地でお友達ゼロから新生活がはじまって、しばらくしてパンデミックが起きてしまいました。
人と会うことがさらに難しくなってしまった状況でも、バーチャルで人と会う新しいスタンダードが確立。
気軽に人に会えない我慢の連続でも、おうちにいながら広がる世界を手に入れたおかげで、人生が豊かになるというメリットもちゃんとあったのです。
このメリットを活かして、人脈を広げて自分のスキルアップに繋げていこうと思います。