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SIer・コンサルティングファームを経て経営管理領域10年目になる私がログラスを選んだ理由
箱根駅伝の名物といえば、“山登り”。新年をさらに勢いづけていくために、
12月アドカレを走り切ったプロダクトチームからたすきを受け継ぎ、ログラスで「山を登った」エピソードをビジネス部門・バックオフィス部門が語ります!
14日目はカスタマーサクセス部の椎名が担当します。
前回更新のPR佐藤さんの記事もご覧ください!
はじめに
昨年12月に入社して、ログラスでカスタマーサクセスを担当している椎名と申します!
CSの中では「経営DXコンサル」という、エンタープライズを中心にお客様と協同でプロジェクトを進め、経営管理業務プロセスを作り上げていくチームに所属しております。ログラスの事業ドメインである経営管理領域には前々職から関わっておりまして、縁あってこのたびログラスにジョインいたしました。
本noteでは私がログラスでこれから登りたい“山”についてお話しさせていただきます。EPM製品や経営管理領域に携わっている方はもちろん、熱量をもって仕事をしたい・新しい何かにチャレンジしたいという方が一歩踏み出す一助になれば幸いです。
自己紹介
ログラスはキャリアとしては5社目、これまでは営業→営業→SIer→コンサルティングファームという経歴でした。
EPM領域に携わり始めたのは前々職のSIer時代からです。当時の会社では外資ベンダーのEPM製品を用いた短期導入テンプレートを商材として扱っており、そちらをセールスしてそのまま導入支援するというロールでした。自分で売り込みをして導入のPMもやってその後の保守もやるというスタイルが自分に合っていたのか、中規模のお客様を中心に5年間で約30社のEPM導入に携わらせていただきました。
その後、大手会計系のコンサルティングファームに転職、今度はエンタープライズ向けのEPM導入に携わることになります。SIer時代のプロジェクトの進め方が割と変化球であったことに対して、こちらでは構想策定→要件定義→設計……といういわゆるシステム開発の王道の進め方を経験しました。コンサルのプロジェクトは数年がかりで、一つのお客様を一気通貫で最後まで見届けることは叶わなかったのですが、SIer時代よりも「DXとはどういう取り組みなのか」ということについて解像度を上げることができたのは個人的に良かったことだなと思っています。
転職理由
そんな私がログラスに入社したのは
・経営管理領域における日本のDXのあり方を変えたい!
・SaaSを活用した業務ユーザーの自走を前提とする、実践に基づいた高度化を当たり前にしたい!
という思いを抱くようになったからです。
どういうことか?
日本のシステム導入はとかく重厚長大なプロジェクトになりがちです。長い年月をかけて過剰に個別最適な機能開発が進められたことで既存システムがブラックボックス化してしまっていたり、外部の専門業者やベンダーに開発を委託してしまうことによりシステム知見の依存構造が出来上がってしまったり……その結果として柔軟性・拡張性が低いシステムが出来上がってしまい、継続的な改善とイノベーションが阻害されているという実情があります。
もちろんこれらは誰かが悪いとかイケてないという話ではありません。各々が懸命に役割をこなした結果で、ある種やむを得ない部分も大いにありますし、そんな中で戦っているDX関係者の方々には最大限の敬意を表されるべきです。
でも一方で、こんなことも考えるのです。
・テクノロジーを「詳しい人がいないと分からない」特別な技術ではなく自分の手足のように扱える、業務ユーザー自身の持ち物にできないか?
・未来を描く経営管理領域においては、大きな構想を長い時間を掛けて実行するのではなく、段階的なWinを定めて短期スパンで実践→検証を繰り返すべきではないか?
・IT予算がその場その場の労力ではなくインフラとしての技術に再投資される構造になれば、社会全体の生産性が上がるのではないか?
UIの優れたシステムと、プロダクトの進化を支える開発と、それを親しみやすくプロフェッショナルに市場に届けるマーケ/IS/FS/CSによって、データを使う人自身がアプリケーションを柔軟に使い倒せて日本中の企業がEPMによるデータ活用を手の内化できる、そんな世界をログラスだったら作れるのではないかと考えて、今に至ります。
本当の転職理由
実は転職活動を始めた当初はここまでの志は持っておりませんでした。「コンサルティングファームの案件は大規模で自分に合わないな、SaaSのCSだったらもっと短いスパンでクライアントと関われるから楽しいかもな」くらいの考えで領域問わずSaaSのCS職を幅広く受けておりました。
過去の経験と希望職種を無難に結び付けて、淡々と各社の面接をこなしていたのですが、ログラスの選考を受け始めて心境に変化がありました。元々自分自身がEPM領域になじみがあり、そもそも業務に対する解像度が他とは圧倒的に違ったということはありますが、言葉を交わしていくうちに、事前準備をしていない荒削りな、だけども熱を帯びた言葉が自分の口から吐き出されていることに気づいたのです。
前述したようなDXへの考え方は、前々職でも前職でも頭の片隅にはありました。でも「世界をどうするなんてもっと立派な人たちが考えることで、自分はそこまでの人間じゃない。目の前の求められた仕事をそれなりにやればそれでいいよね」とどこかで考えてしまっていました。そんな私でしたがログラスの選考が進む中で、「本当に求めていたのは目先の楽しさ云々ではなく、仕事の清濁併せて全部飲み込んで力強く突き進んでいけるような強烈なWillなんだ、そしてそれは確かに自分の中にもあって、恥ずかしがらずに胸を張って追いかけるべきものなんだ」と思うようになりました。
最後に
本noteで記載した内容は、私の独断と偏見が大いに含まれているポジショントークかもしれません。実は世の中に求められていない考え方かもしれないし、もしかしたら強烈に反対する人もいるかもしれない。でも偏っていたとしても、世の中に対してスタンスをとって熱量持って仕事できる喜びを今は感じております。
きっとこれからたくさん壁にぶつかるしたくさん恥もかくんだと思います。掲げた夢との距離が縮まらず、自分が嘘つきに思えることもあるかもしれない。でも嘘でもいいから自分を燃やすと決めました。つまらない人間として生きていくには、人生は長すぎるのだから。
ログラスには熱量を持って想いを受け止めてくれて、なおかつ一緒に燃えてくれる仲間がいます。「良い景気を作ろう。」それが叶った景色のドットの一つ一つにはきっと一人一人の夢や志が結実しているのだと思います。共に熱く、未来を切り拓いていきたいと思う仲間がいれば、ぜひ一緒に挑戦していきましょう。
ログラスでは現在一緒に働いていただける方を募集しております。
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