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4-8 あちこちいくこと

有馬温泉でゆっくり過ごした後は、次の目的地である滋賀県に移動。
兵庫県からJRで大阪をスルーして滋賀県です。
本当は大阪でたこ焼き5食ぐらい食べたかったけど、GWの休暇で来ていて、日程も限られているので、たこ焼き我慢して滋賀県直行です。

滋賀県では、大津市の『石山寺』に行きたかった。
2024年の大河ドラマ「光る君へ」に出てくる『石山寺』。
現地は特需に沸いてました。
「光る君へ」関連の展示とか、グッズとかたくさん売ってた。
私は会社のお土産用に、四角の卵せんべいを買った。
卵せんべいに和歌が書いてあって、百人一首みたいで素敵だった。

パターンは2首。ドラマのメインとなる紫式部と藤原道長の短歌。

「めぐり逢ひて見しやそれともわかぬ間に 雲がくれにし夜半の月かな」
BY 紫式部
「この世をば わが世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも なしと思へば」
BY 藤原道長

藤原道長の歌は、この世は俺の世、満月みたいに完全無欠。
何かラップにはまりそうな現代語になったけど、そんな感じの意味だよね。
そんな気持ちになる一番上までのぼりつめて、気持ち良さMAXだと思うけど、それ以上到達できる場所はないから、その先の人生は下り道。
人生ほどほどが素晴らしいかも。中庸を支持。

紫式部と清少納言のパネル


石山寺


紫式部が1週間こもったらしい


銅像あります

『石山寺』で入場券買おうと並んでたら、私の前で入場券買っていた男性が終わった後、私の後ろに並んでいた老夫婦に抜かされた。「並んでいます」と言ったところ、「あ、前の方とご一緒かと思いまして」と。私の前の男性と私がカップルだと思ったみたい。
更には、『石山寺』の上の方に、博物館があって、そこに入場する際も、私の前に一人で並んでいた男性が、受付の人に「お二人様ですか?」って聞かれていて、「いえ、一人です」と答えていた。受付の人は私とセットだと思ったんだろう。
都会だとこういう勘違いないと思うんだけど、地方にてお寺というロケーションも相まってか、私ぐらいの年代で一人で来る女性がいないんだろうな、と思った。
『石山寺』は広い敷地内に見どころが点在していて、なんとなくアミューズメントパーク感があるお寺。参拝客を見渡すと、対象年齢50歳以上感はある。わたくしは39歳ですので、はやすぎるソロ石山寺デビュー。

博物館に、紫式部のすずりが保管されてる。すずりの墨をためるくぼみに、牛と鯉が彫られていて、くぼみが分かれている。
牛=薄い墨、鯉=濃い墨を表しているそう。なんてユーモア。オシャレ。

つづく






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