飲食店向けクラウド型POSオールインワンシステム「Toast」
こんにちは！スパイスコード（ロカルメ・オーダー運営元）のFood Blogチームです。
今回は、飲食店向けにPOSを中心にオンライン注文受付やマーケティングツール、店舗スタッフの勤怠管理・給与支払いなど飲食店経営に必要なシステムを一括で提供する米国Toastを紹介します。
特に新しいことに取り組みたい飲食業界の皆さんに読んでいただけると嬉しいです。
Toastは、飲食店にPOS端末やキッチン用オーダー表示ディスプレイを設置し、オーダー受注端末を使用することにより、店舗運営をサポートするとともに、常連客作りを助けるロイヤリティプログラムの運営や、店舗で働くスタッフの労務管理を簡単に行うことができるクラウド型システムを提供しています。
システムを導入することにより業務効率化によるコスト削減や人手不足の中での店舗運営をサポートし、オンライン注文受付による販路の拡大やリピートを促進するマーケティングツール提供により売上拡大に繋げることができるでしょう。
また、飲食店への融資も行っており、資金不足による機会損失を防ぐサポートもしています。
ビジネスモデルは主に2つあり、一つ目は月額のシステム利用料です。2つ目は店舗の売上時に発生する決済手数料などの金融サービス費用です。
Toastは2021年9月にニューヨーク証券取引所に上場しており、上場前はシリコンバレーの有力ベンチャーキャピタルのBessemer Venture PartnersやGoogleのコーポレートベンチャーキャピタルであるGV、元米国副大統領のアルゴア氏が代表を務めるGeneration Investment Managementなどより約9億ドルの資金調達をしています。
創業者のSteve Fredette氏、Aman Narang氏、Jonathan Grimm氏の3人は、中堅・中小企業（SMB）向けの技術を開発するという計画で、2012年にToastの創業しました。そして、どの業界にその技術を導入するかを検討した結果、「食」が最も有望であることが分かりました。3人は料理が好きで、家族や友人と外食するのが好きだったことも後押しした要因とのことです。 さらに、飲食店経営者が従来のPOSシステムを喜んで使っていないことに気づきました（POSシステムが決済システムに同期していないことが多いという飲食店の不満があったとのことです）。
当時、飲食店向けのシステムは数多くの企業が独自に開発していましたが、それを最初に実用化したのはToastでした。同社が他社と違うのは、フルサービスのコンセプトを作り上げたことです。フルサービスとは、お客様が飲食店に足を踏み入れた瞬間から、ギフトカードやロイヤルティプログラムを利用してお帰りになるまで、すべてのプロセスと取引をToastが担うことです。
出展：
・ https://investors.toasttab.com/overview/default.aspx
・ https://pos.toasttab.com/news#media-kit
・ https://www.crunchbase.com/organization/toast
・ https://successstory.com/companies/toast
・ https://www.bvp.com/atlas/from-memo-to-ipo-toast-takes-on-the-us-restaurant-industry
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
少しでも参考になりましたら、幸いです。
私たちスパイスコード（ロカルメ・オーダー運営元）も飲食店様をはじめとしたフード産業の皆さんにお役に立てるようこれからも頑張っていきます。
会社URL： https://spicescode.co.jp/
サービスURL： https://order.localmet.com/
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