【星野リゾートで働く】私らしいキャリア。始まりは東京、たどり着いた一里塚は鹿児島。そして長野へ
25.1.9更新
新潟→東京→鹿児島→長野
「日本文化を発信する!」そんな気持ちで移住ライフを続けてきたmanaです。
24年春、キャリアコンサルタントになりました。
人生の中のキャリア。どんな自分でありたいか、どんな人生を歩みたいか、そしてどんな仕事をしたいか。
少しでも考えるきっかけになりますように。
①働く人は個性的な人だらけ?
星野リゾートは、5つのブランド(星のや・界・リゾナーレ・OMO・BEB)を中心とした国内外73の施設を運営しています。
「旅は魔法」をコンセプトに旅のテーマに合わせて、旅行のスタイルに合わせて場所を選べます。
高級そう、リゾートのイメージ!という印象が強い星野リゾートですが、働く人は ”個性がある”人がとにかく多い!
帰国子女から環境オタク、焼酎マニアまで多種多様な人がいて、ここにいるだけで異文化体験ができる。
私が得意なことは?私らしさはなんだろう?もっ働きながらも自分らしさを追求できるそんな環境だなあと思っています。
入社の時期が選べるのもユニークな人が集まる要因でもあるかも知れません。
4月だけではなく、6月、10月、2月と自分自身のライフプランと照らし合わせながら選択ができる。で、この選ぶ時期にもその人らしさが表れるのです。
私は10月入社を選び、
学校卒業後は、マルタへの短期留学や、茶道、着付けの習い事、新規オープンのカフェのアルバイトとやりたいことをやり尽くす半年間を過ごしました。
同じ時期に入社した同期は約90人。
個性的な同期たち、海外大学卒、さまざまな国籍、オーボエ演奏者、バリスタ。
そんな「自分らしく生きる」仲間に出会えるのもこの会社の大きな魅力です。
②好きな場所で働く!
キャリアをデザインする
その他の特徴としては、働く場所は自分で選べること。星野リゾートでは、自分のキャリアは自分で描くスタイル。
立候補して総支配人も目指すのもあり、手を挙げて新規開業施設でチャレンジするもよし。
同じ施設で経験を積み上げるも良し。
「あなたはここに来週から異動です」と言われることはありません。
日本各地にあるからこそ、自分が住みたい場所で、ライフイベントの変化に応じて、いろんなチャレンジができる会社だと思っています。
スタートは東京
私は、「日本文化の継承と発信」を軸に、ある種運命的なネット検索で見つけた、星野リゾートに入社しました笑
そして、配属先は念願叶って、「星のや東京」。
実際に働き始め初日に館内に入って、まずは都会のど真ん中にありながらの一枚ヒバの玄関を目の当たりにし、飽きのこない音楽と、落ち着く白檀の香りに圧倒されたことは今でも覚えています。
いろんな国や地域から訪れるお客様。日本ってこんなにポテンシャルがあるのかと肌で感じることができた2年間。日本ってすごいな。
「日本文化ってなんだろう。」日々そんなことを思いながら働いていました。
旅館・茶の湯、日本茶、おもてなし。他にも言葉にできない形で存在する文化・・・。
東京では、さまざまなバックグラウンドや価値観を持った人、文化を知りたくて日本を訪れる外国人、世界からも日本各地からも集まってくる佳いもの。奥深く、自分自身の「未知」を切り開くことのできる、そんな場所でした。
2020年、オリンピックが延期された年。
世界中が少し立ち止まって、スローに自分と向き合うゆとりが生まれていた頃。
私は東京で様々な価値観に触れ、「日本文化」を考える中で、もっと深い、まだ知らぬ地域文化を知りたいという気持ちが沸々と燃え上がっていました。
そしてちょうどそのタイミング「社内公募」制度を使い、界 霧島へ応募することに。
※社内公募について↓
一里塚は鹿児島
この制度を使って、縁あって鹿児島へ異動することに。神様に導かれたかな?
北国出身で、旅行でも行ったことのなかった九州は海外並みに未知の世界でした。
鹿児島といえば
・大分に次ぐ源泉数全国2位の鹿児島。
お茶の生産量第1位!
・日本初の国立公園
・天孫降臨神話の息づく高千穂峰と霧島神宮
・黒のつく黒酢、黒豚、黒薩摩どりの生産地、黒麹
・あくまき
知らないだけでこんなにも魅力の溢れた土地でした。
全てがよかな鹿児島。
ここでは新しい文化を学び、
広報としての魅力発信の楽しさを知り、
地域との交流で様々なご縁で繋がれたなと思っています。
そして気づけばあっという間に早3年、、、。
「無為自然」
中国の思想家老子が残した道(TAO)
知識や道徳、法律の一切の作為を捨て、万物の自然法則に従って生きること。
誰もが生きていく中で「選択」をする場面は必ず訪れます。一切の思考を手放して、直感を頼りに流れ着いた先にいく。
鹿児島に来よう、そう決めた時の私は、あ、私のいく場所かも知れないと直感的にそう思っていました。
そして流れに身を任して辿り着いた先はとても素敵で居心地の良い場所でした。
この先の目的地
一里塚は鹿児島で、この先の目的地はどこなのか。
「日本文化の継承と発信」
この軸は変わらず私は私らしく旅を続けます。
鹿児島かもしれないし、はたまた違うかもしれないけれど、星野リゾートに入社して得た経験や人との繋がり一生物だなと感じます。
そこから一年以上。
25年1月現在今私は長野にいます。
そして広報ではなく、人事として働いています。
星野リゾートで働く楽しさ、働きやすい環境を整えていきたい。
そう思った時に辿り着いた場所でした。
たくさんの人が自分らしく、好きなことをしながら暮らせる平和で優しい世の中でありますように!