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カレーの話で終わる予定だったんだけど

先月の末に東京へ行く機会があり

空いた時間で神保町へカレーを食べにいってきた

特にこれといって行きたいお店を絞らずに駅を降り

なんとなく食べログ上位店を覗いて並ばず入れるお店に入店しようと思っていた、検索してみると聞きなれないカレーの名称がバンっと目に付いた

<スマトラカレー>なんぞそのカレー?となり行ってみる事にした

道中ざっくりとその<スマトラカレー共栄堂>と云う店を調べながら向かう

創業が大正13年とかなり歴史のあるお店で

すげ!大正生まれのカレーかぁっと期待がかなり高まっていた

歴史や伝統に弱いのは道民の性ですかね

因みにこちら<スマトラカレー共栄堂>はどうやら日本に現存する最古のカレー屋さんなのだとか

店舗HP参照
明治の末、広く東南アジアに遊び知見を広めた伊藤友治郎氏より、
スマトラ島のカレーの作り方を教わり、 日本人の口に合う様アレンジしたのが、共栄堂のカレーです。

だそうです。

とにかく気になる!

駅から期待に胸高鳴ること約6分ほど歩いて到着!

外並び無し、中待ちなし、店内はほぼ満席だがサクッと店内へ案内されスムーズに着席

メニュー表最上部のチキンカレーをオーダー

どうやらメイン具材に合わせルーの味はすべて違うらしい

凄いこだわり!メニューが確か5~6種類あったはず

今回はなんとなく王道っぽいチキンカレーをチョイスした

カレーはこんな感じ

めちゃくちゃ濃厚そうなん見た目なんだけどこのカレー、ビターなしゃばしゃば系だった味もあさっりしていて辛味はほぼ無し、ビターと云うか苦味系?的な

何となく欧風カレーなんかな~って思ってたもんでちょっと面食らった感じ

感想としては食べた事なさす過ぎるカレーで
コレが美味しいのか美味しくないのか判別出来ないカレーって印象

まぁ嫌いじゃないけど…的な

時を改めてふと感じた事があった創業何年の老舗って看板ずるいな!と

こないだ札幌の円山にある老舗のお蕎麦さん行った時にふと思い返して
今更先月食べた東京のカレーを引っ張り出してきた訳だけど

お店に行く前に歴史なんて調べたらあかん!って思いましてんw

もうそうゆうフィルターでしか食事出来なくなるでしょ?

歴史・雰囲気・価格等
トータルで付加価値倍増するじゃない

仕事の関係で1年後まで予約で埋まってる超高級寿司店につれていって貰った事があった

それもそんな感じで行く前に勝手に付加価値付けてしまうもんだから

寿司の味も分かんないハナタレの俺でも「めっちゃ旨いです」ってなってしまう、まぁ確かにそこはめちゃくちゃ美味かったんだけどそのお店の帰り道既にスシローの方が好きだってなってたもんなw

要するに何が言いたいかと云うと

先入観って色々評価ぶっ壊しちゃう邪魔な価値観だな!って思ったわけ

何事もフラットな目線で素直に受け止める事が一番大事なんだと思う

今年RSRに行った時に全くリサーチしていなかった<どんぐりず>がめちゃくちゃ良くてその時は実にフラットだった

逆にちょっと腫れ物でも観に行くつもりで観たGEZANや時間潰しで何となく観にいったthebonezなども、たまたま観れて良かったしかっこよかった~と思えたが。
自分にもし要らん先入観さなければもっと早く出会えた可能性もあった事にも気づかされるわけだ

去年克服できたつけ麺もいい例でつけ麺なんて食い物じゃない!ラーメンなめんな!ってアンチつけ麺勢だったが<NOFUJI>という南平岸のラーメン屋に価値観ぶっ壊されて以来いつの間にか、らーめん屋に入るとつけ麺とラーメンどっち注文しようか悩んでる自分がいる。

「人の価値観を壊すクリエイト」来年の目標はこれにしようと思う


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