小説家のクレイジー子育て👠(多分真似しない方が良いと思います)
多くの人は、誰かが破天荒で自由な生き方・言動をしていても、その人が独身なら、「まあ独身ならいいか」「独身の内ならそういう事もあるよね」というゆるめな審査をするのに、子持ち既婚者だったり、シングルの親だったりすると、途端に「子供が居るのに、どうしてそういう振る舞いをするんだ」と説教臭くなる。
もちろん、倫理的にNGな行動はアウトだけど、子供がいても自分の好きな物を大切にしたり、子育ての息抜きに趣味を楽しんだりしたっていいではないか。
結婚したら、親になったら、自分の好きな物を全部諦めなきゃいけないって、そんなのおかしいと思わないか?
「子供と一緒に楽しむ」とか、「時間を決めて楽しむ」とか、工夫して楽しんだらいいじゃないか。
それとも、趣味やライフワークがある人は子供を持っちゃいけないのか?
子供は大切な存在であり、親には育てる義務がある。
でも・・・常に子供の気持ちを最優先して、常に子供の要求を呑むなんて、そんなの無理だよね。
私には娘が居る。
生後四か月の私の娘は、とても甘えん坊で、かまってちゃんな性格だ。彼女が産まれた病院の助産師に、「この子はかまってちゃん」と言われたぐらいのお墨付きかまってちゃん。
ママっ子な娘は、常に私に抱っこしてもらいたがる。
けど、そんなの不可能だ。
母にだって食事やトイレや睡眠が必要だし、家事もしなければならない。時にはこうしてブログだって書きたいし、新しい案件獲得のためランサーズの新着案件チェックだってしたい。
いくら娘が二十四時間私にかまってもらいたくたって、そんな事はできないのだ。
というか、逆に「親なら自分の事はすべて後回しにして子供に尽くすべき」なんて、おかしいではないか?親が食事もとらずに子供の世話をしていたら、ぶっ倒れて世話ができなくなるじゃないか。そしたら元も子もない。
子供には音楽を聞かせるのがいいと言うが、私はもっぱら自分の趣味の洋楽ばっかり聴かせている。セレーナゴメスやデュアリパ、子供向けの音楽はたまにしか聴かせない。
娘は童謡よりデュアリパばっかり聴いているし、最近はテイラースウィフトの曲が好きらしい。流すとよく反応する。
絵本も読み聞かせするけど、自分の好きな小説を読み聞かせたりもする。要するに自分の趣味を娘に押し付けているだけ、とも言える。
母になったけど、子供を預けて夫とデートする時は紅い口紅をひいて、紅いパンプスを履く。
母親という役割が追加されただけだ。母になったからって、女を捨てた訳じゃない。
母になったからって女を捨てる必要がどこにある?
私はただ、いつまでもいい女で居たいだけだ。