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個性ってなんだ? 変わり者ってなんだ?

小さい頃から父や姉から
変わり者と言われてきた。

母や同居していた祖父からは
言われた事はないけれど、
対応は明らかに違っていた。

同級生のいないへきちの小学校。
全校生徒10人足らず。

隣の家まで100m。

3人姉妹の末っ子。
近所に子供はいない。
姉達は2人で遊び、
私は1人、納屋の2階でワラの上で猫と戯れる。

アルプスの少女ハイジやん。

そんな中で、自分が同世代の子と
違うと言うことに
どうやって気付けと言うのだろう。

その時気付けているのなら神。

エジソンの伝記を読んで、
天才というのは人と違うものだと知った。

もしかして、自分って天才なのか?

なんて幻想を抱いたまま、
全校生徒1000人近くの中学に行き、
ただ、何も知らないだけだったと気づく。

自分は、同学年の子達から、
12年の遅れを取っていただけなのだと。

そんな環境で育てた親を恨むつもりなど
毛頭ない。
彼らも知らなかったのだ。
知らないなりに、義務教育、
高等学校までしっかり出してくれて、
感謝しかない。

天性なのか後天的なものなのか、
自分は普通と言われる人たちとは
感性がちょっと違う。

50になるまで、普通の人と同じように
生きようと頑張って来た。

だからかな?
生きているだけでとても辛かった。
自己否定感の塊。

そんな中で、自己肯定感について
世間でいろいろ本とか、
ネットとかで目にする様になり、
「自分らしく生きてみよう」
って思えて来た。

こんなに辛いなら早く死にたい

ずっとそう思っていた。

もう50歳になってしまったけど、

まだ50歳。
人生半分ある。

自己否定感で生きてきたから、
自分は本当は何がしたいのか。
自分らしさって何か、
まだわからない。

わからないけど、
もう邪魔をする人はいないし、
何を言われても
跳ね返せる強さを身につけた。

もう怖いものはない。

やっと自由になれた自分をいたわって、
自分の個性を活かした生き方を
していこうと思う。

そして、前の自分と同じように
苦しんでる人がいたら

「そのままでいいんだよ」って
教えたい。
ラクになるお手伝いができたらな。

そう思う。

人前で話すのは苦手だけど、
そういう人たちに自分の体験を通して
自己肯定感をつけてもらう講演会なら
出来そうな気がする。

壇上でないちゃうかもしれないけどね。

とりあえずは、働いて収入を安定させてから
考えよう。

みんなが幸せになりますように。