新型コロナウイルス感染症と戦い、日本酒造りに適した乳酸菌を育てる。
新型コロナウイルス感染症は、様々な所に影響を及ぼしています。
伝承が危惧されていた日本酒の造り方、「山廃仕込み」にも、大きな影響が出ています。
「山廃仕込み」では人工の乳酸菌ではなく、酒蔵それぞれの蔵の空気中にある乳酸菌を酒造りに活用するのですが、不純物が混ざらないように低温でより時間をかけて仕込む必要があるそうです。
しかし、蔵人が密集して行う長時間の仕込みは、いわゆる「三密(密閉、密集、密接)」状態です。
そこで、「三密(密閉、密集、密接)」を回避して「山廃仕込み」を継続するために、酒蔵によってはネットを張った麹箱を導入するなど、さまざまな挑戦がされています。
『ピンチはチャンス』。
これまでの「当たり前」を見直して、さらなる成長、進化を遂げたいものですね。
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