見出し画像

探しもののありか

痛みと引き換えてでも

手にしたかった

旋律から始まる物語の景色

導く声の

先にあるのは

***

音楽を、特にライブで味わう時、
“殴られるような衝撃”を味わいたい、
という言葉にすると若干あれな願望がある。

要するに心震わされたい、のである。
例えば自分がどこかに吹っ飛ぶような。


この度、WEST.さん達の
オリジナルライブが映画になった。


まさに、求めているものが
そのまま具現化されている作品だった。
元々はWOWOWさんで放送・配信されたものを
再編集し、2曲追加したのが映画版である。


WOWOWさん版は歌そのものを
聴かせるライブという印象が強かったが、
映画になった途端、表情や視線、仕草、余白、
空気感、見え隠れする物語…そういったものも
全てひっくるめた音楽表現を味わうライブに
変わった。そんな印象を受けた。

ときめくとか浸るとかそんな余裕はなくて、
圧倒されて酸欠気味にすらなって、
でも時に笑って、泣いて。
最終的には笑うしかない(でも幸せ空間過ぎて
泣けてくるかも?な)ラストにほっこりして。
終わった後は呆然となりながらも
これが私の探してたものだ…と噛み締めた。

今年の前半、自分の求めているものが
これまでの場所にはないと感じ、さまよい出して。
そんな時に出会ったのがWEST.さん達。
心惹かれるままに追い始めて
うっすら見えていた探しもののありかが
はっきりと見えた瞬間だった。

この出会い(もう2年前の段階で“出会って”は
いるので、正確に言うなら沼落ちか)は
2024年の最大のトピックであり、
これからに大きな影響を及ぼすことは間違いない。
(何なら今ですらもう多大な影響出てるから)
その先に起こり得る変化に対して
一抹の不安を感じることもなくはないが
この出会いとそれを掴んだ自分は間違ってない。
そう信じている。


そして本日、このライブの裏側に密着した
番組が放送・配信開始。1か月アーカイブあり。


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集