見出し画像

大好きな建築家が不動産業界に衝撃を与えた日|impact


こんにちは、中川直樹(なかがわなおき)です。

私は、2024年7月よりnoteをはじめ、毎週土曜日に記事を投稿しています。家づくりをされている方や、夢を追いかける若造を見守って下さる方は、お気軽にスキ、フォロー、コメントして下さると大変励みになり嬉しいです。自己紹介はこちらの記事をご覧ください。

さて、
2024年9月2日正午ごろ。衝撃が走りました

私は建築が大好きな人間ですので、もちろん大好きな『有名建築家』もたくさん知っています。その中でも今回取り上げさせていただく谷尻誠さんは最も好きな建築家かもしれません。

そんな谷尻誠さんが一昨日、新サービス『Mietell』を発表しました。このサービスがいかに素晴らしく、不動産業界を大きく変えるきっかけになるかも知らないと思い、早速記事にさせていただきます。




▪谷尻誠ってどんな人?

谷尻誠さん
SUPPOSE DESIGN OFFICEのHPより引用


肩書きは建築家であり、起業家です。

『みんなと違うことをしっかりする面白い人』という印象です。純粋に建築設計事務所だけを運営するのではなく、建築に軸足を置きながらも、ピポットするかのようにいくつもの会社をつくっています。

私が谷尻誠さんを好きになったきっかけである、2015年プレゼンテーション動画がございますので、一度こちらをご覧ください。

いかがでしょうか?話を聞いていてワクワクしませんか?

『俺は建築家の大先生だ!』といった雰囲気は微塵もなく、ご自身でもよく発言しているように『いい意味でとてもひねくれている方』です。



▪『Mietell(ミエテル)』というサービス

建築家 谷尻誠が手掛ける新サービス『Mietell』が登場!
土地にCGパースで不動産の未来を可視化し、不動産業界に新たな革命を起こす


新サービス「Mietell」(ミエテル)は、「見える化(Mie)」して「伝える(tell)」ことを核とした、不動産流通の新しいスタンダードを確立する革新的な「不動産検索」サイトです。

谷尻さんのサービスをつくるに至った想いを引用させていただきます。

どんな建物が建つのかわからないけど土地を決めないといけない。
どんな部屋になるかわからないのに、マンションを買わないといけない。
どんなインテリアになるかわからないのに、物件を決めなければならない。
そんな悩みが付き纏う。

設計者はいつも、なぜ物件を決める前に
相談してくれなかったんだろうという悩みを抱えている。
ミエテルは、そんな思いから始まった新しい不動産サービスです。

「完成後のイメージが沸かない」というそれぞれの悩みを解決するため、建築家があらかじめ法的調査を行い、敷地にあう建築パースを現代のテクノロジーを駆使してCGで作成します。

その建築パースは、建築家 谷尻誠のデザイン哲学を随所に反映し生成されるため、物件探しのプロセスが直感的になることに加え、ビジュアル化によりユーザーの不安を払拭し、効率的かつスムーズな不動産取引を実現させます。

谷尻 誠 Makoto Tanijiri| 代表取締役社長、建築家


簡単に言うと『購入したい土地にどんな建物が建つのかを直感的にみることができるサイト』です。百聞は一見に如かず。実際にこちらのサイトで体感してみてください。

ありそうでなかった、確実にみんなが求めていた、こんなことできたらいいな が実現した瞬間です。



▪どのように不動産業界が変化するのか

before
after


1.不動産の未来がビジュアル化された物件の検索・閲覧機能
Mietellはこれまでの『土地しか掲載しない』不動産ポータルサイトという常識を真っ向から破壊しています。

CG建築パースでビジュアル化された多数の物件を一覧から検索できる機能を提供することにより、買主様は視覚的に物件を比較し、理想の住まいを効率的に見つけることができます。

2.高品質CG建築パースによるイメージの具体化
正直なところ、これまでも土地に合わせて想定されるプランやパースを画像として掲載していた不動産会社、建築会社はいくつかございました。しかし、そのいずれもありきたりな提案が多く魅力的には見えないものばかりでした。

しかし、MietellはCGのクオリティが非常に高いです。建築家 谷尻誠さんの創造性を反映した高品質なCG建築パースがそれを可能にしています。このパースにより、買主様は建築後の物件をリアルにイメージし、納得の上で購入判断ができます。


3.預けたいと思える不動産会社像
もしも自分が土地を売りたいと思ったとき、僕ならこんなサービスを提供している不動産会社に預けたいと思うはずです。

なぜなら『土地が魅力的に可視化され、より高く売れそうだから』

不動産業界は建築業界とは大きく異なり、クリエイティブな要素が少ない業界です。そのため、多くの不動産会社が『建築の見える化』を苦手としているのです。

今後はこのような『建築の見える化』ができる不動産会社が生き残っていくのではないかと感じています。




いかがでしたでしょうか。

これらのMietellが提供する3つの要素によって、買主様と不動産会社の間で起こる不動産取引のミスマッチを解消させることが可能となります。買主様は、「完成後のイメージが湧かない」という購入前の不安が解消され、不動産会社は取引における説明時間やコストの削減ができ、効率的かつスムーズな不動産取引となっていくことでしょう。

買主様はもちろん、売主様にとっても魅力的な新サービス「Mietell」。不動産ポータルサイトの在り方や、不動産業界で生き残る戦略などが大きく変わるきっかけとなるはずです。

谷尻誠さんはnoteにも積極的に取り組まれておりますので、ぜひ覗いてみると面白いことがたくさんあるかと思います。

このように建築家には面白い人がたくさんいます。またどこかで、『大好きな建築家特集』などを記事にできたらと考えております。

私は毎週土曜日に、不動産業界のリアルや家づくりの疑問について更新していますので、お気軽にスキ、フォロー、コメントして下さると大変励みになり嬉しいです。みなさんの理想のお家や自宅についてコメントで教えてください‼

お付き合いいただきありがとうございました。
それではまた来週。




この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?