アロンソンの不貞の法則
悪そうな名前の法則ですが、めちゃくちゃ良い法則です。
不貞するかしないかはその人次第です。
「アロンソンの不貞の法則」
関係が深く、知り合って長い人間の評価よりも、関係が浅く、知り合って間もない人間から受ける評価の方が人に刺さる。
初対面の人間から褒められるとめちゃくちゃ嬉しいよね。という心理効果。
例えば学生時代、家族や友人に褒められる事より、あまり話した事がない後輩や先輩、先生に褒められる事の方が嬉しく感じませんでしたか?
その記憶を今でも大切にしていませんか?
会社でもそうです。
同僚に褒められるより、全く話した事がない上司や別部署の人間に褒められた時の方が嬉しく感じませんでしたか?
アロンソンさんが言いたいのはそういう事です。
これが「アロンソンの不貞の法則」です。
これは以前記事にしました「承認欲求」と大きく関係しておりまして、「え?私を見てくれてたの?嬉しい!」という気持ちだったり「私の事を知らない人から見ても私って..嬉しい!」という気持ちが加わる事で、凄まじく「承認欲求」が満たされるのです。
※「承認欲求について」は以前の記事を参照して下さい。
これは恋愛のテクニックとしても、ビジネスのテクニックとしてもめちゃくちゃ有効で、僕はめちゃくちゃ使ってます。
そう言うと「人たらし」に思われるかも知れませんが、僕の場合は「自然とそうしてた。」という言い方が近いかも知れませんね。
例えば会話の要所で「賢いですね。」と言ったり、別れ際に「仕事できる人なんだなって感じました。」とか、サラリと褒めておきます。
恋愛でもまあ同じように「素敵だなって思いました。」とか「恋人になれたら幸せでしょうね。」とか、ね、ほら。
相手に「この人は嬉しい事を言ってくれる人だ。」って思わせたらこっちのもんですよ。
じゃなくて。
相手が「この人は自分の事を見てくれる人だ。」と思ってくれたら嬉しい訳ですよ。
「アロンソンの不貞の法則」を利用する上で注意して欲しいのは、あからさまなヨイショにならないようにする事です。
結果として思ってない事を口にするとバレてしまいますから、ちゃんと理論付けて相手を褒められるようにしないといけません。
用法容量を守って、正しくお使い下さい。
こちらからは以上です。