あえて火中の栗を拾って、経験値をGETします
2022年に芝園開発に入社した藤森 日奈子さん。
「あえて火中の栗を拾って、経験値をGETします!」のマインドで行動してきた彼女は、2022年度のSIBAZONO AWARD(新人賞)を受賞しました。
就活生の方へのメッセージも掲載しています。
Q:いま、どんなお仕事をしていますか?
稼ぐ施設にするためにアイデアを形にする。
私のが所属するファシリティマネジメント事業部オペレーショングループは、運営する施設が地域の利用者さまに対してきちんと価値を生み出しているかチェックし、持っているポテンシャルを発揮した「稼げる施設」になるようお世話をしています。
試行錯誤の末、目に見えた売り上げの変動をみられるのは私の事業部ならではの喜びです。
私が改善アイデアを出したとある駐車場は、15台ほどがとめられる広めの施設でしたが、なかなか利用者が増えないのが悩みでした。 奥行が深く、視認性が悪いことが原因だと思い、部内の定例会議で視認性を高める大きな看板と吊り下げ型のP看板の設置を提案しました。 先輩や上司と方向性を確認しつつ進めた看板設置のおかげで、その施設は大きく利用台数を伸ばす結果となりました。
こうしたアイデアを形にする業務のほか、ファシリティマネジメント事業部では細かく地道な対応が必要とされる業務が多いと感じます。
大変なのは、仕事の優先順位づけとその期日管理です。 抜け・もれのないようにしながら、自分が案件のボールを抱え込んでしまわないように、またきちんと相手に返してあげるために、この仕事が誰の仕事につながっているかを考えて優先順位を組み立てています。
毎朝の朝礼では「今日はこんな仕事の段取りで行きます」と伝え、先輩方から「こっちを先にしたほうがいいよ」などアドバイスをいただいて仕事に取り掛かるようにしています。 他部署からも応援を求められる事業部なので、どさっとタスクが降ってくることもあります。だからこそ、こまめな報告・相談、進捗共有が大事だな、と日々感じています。
Q:大変だった仕事は?また、どう乗り越えましたか?
あえて火中の栗を拾って、経験値をGETします
2022年の6月にファシリティマネジメント事業部に本配属が決定し、11月に仕事を教えてくださっていた先輩が営業グループに異動になってしまいました。 実質5カ月で独り立ちしなければならず、その時に「がんばらなきゃ」と責任感が一段と強くなった印象があります。
1年目に特に意識していることは、火中の栗を拾いに行くこと。
本来あまり良い意味では使われませんが、当社では自ら行動して課題解決の実践を通じて能力を伸ばしていくという意味合いを含んでいます。
そんな風に「どこかに焼けてる栗、落ちてるかな」と気を配るようにしています。大きな仕事の経験がない分、小さな仕事は自分で見つけて、経験値にしていくというイメージです。 そうしているうちに場数を踏んで、知識も経験も積んでこられたので配属当初に比べて気持ちや行動にも余裕ができてきました。迷わずに動けるようになった分、仕事をこなす量も増えていると思います。 ただ、相変わらずテンパってしまうと細かいミスが増えてくるので、そこは気を付けたいなと思っています。
もしかすると、デスク前に座っている時間が長い仕事のように感じられるかもしれませんが、外出する機会がとても多い部署でもあります。 私も入社時研修ですごくギャップを感じましたし、6月は日焼けもするし、虫にも刺されるしでとても嫌だったんですが、施設を巡回して、まちを見ないとわからないことも確かにあると思ったら、全然平気になりました。 先輩方が「自分の足で見に行かないと」というのがよくわかります。行ってみたからこそわかる課題があり、見えてくる解決策があります。
先輩から就活生へエール!!
新卒の就活は一度きり。いろんな会社の門をたたきましょう!
就活生に一つエールを送るとすれば、「自分の興味はまだまだ狭いんだよ。今の興味に縛られないでいろんな会社の説明会や面接に行くほうがいい」ということです。
あまり知られていないようなのですが、当社の内定承諾期間ってすごく長いんです。
私は職種を絞らないで就活をしていました。 その中で芝園開発を知って、2021年4月の下旬に内定をいただいて、私が内定承諾を出したのは翌年の3月だったと思います。
承諾期間ギリギリまで引っ張ったのは、内定が出たときに宮本社長から「新卒の就活は一回きりだから、ほかの会社もいっぱい見てきたほうがいい」と言われたからなんです。その言葉に甘えて、いろんな会社に行きました。 芝園開発がほとんど期限を切らずに内定承諾を待ってくれている、というのが一つ安心感でもありました。落ち着いて他社を見る余裕があったのはありがたかったです。
みなさんの興味を広げてくれる会社に出会えますように。