養生は元気な時にこそ、やるべし!|裏の畑Body work部
月に一度のシュタイナーの絵の教室「裏の畑」。わたしは後半のBody workを担当しています。前半の美術部の様子はこちら↓
12月12日・大雪。
本当に12月?本当に年末年始になるの?と疑いたくなるくらい今年は冬に入ってからも暖かい日が多いのですが、太陽の下に立つとやっぱり冬だなぁと感じます。澄んだ空気を灯すように、静けさをまとったお日様の光がキラキラと輝いているのを感じると、冬至に向かっていくのだなと感じるのです。大雪は、そんな空気感の中、この一年の時の重なりを愛しんで振り返っていきたい時期です。
この日は、間々田さんがアドベントガーデンを用意してくださったので、ボディワーク講座に入る前にちょっとお庭の方へ。
懐かしいなぁと思って過去の記事を見返していたら、なんと前回アドベントガーデンをやったのは3年前でした。時が経つのが早いこと・・。
続いては、部屋の中に戻って年内最後のボディワークの時間。いつも12月のこの時期はクリスマスや聖十二夜の話をたっぷりするので、ちょっと今年は違う切り口からお話をしてみようかなと思って、|子午流注《しごるちゅう》を取り上げてみました。
★過去、この時期にやったボディワーク
東洋医学では、臓器には働きやすい時間があるという考え方があり、それを子午流注と言います。子午流注が良いのは、一日の全体を俯瞰しながら、自分が元気になりやすい時間、苦手な時間、休んだ方が良い時間、などのバランスをとらえることができるところ。
全体を振りかえりながら、体や心をお掃除モード、整えるモードに持っていきたいこの時期にはぴったり。そして、12星座と干支は対応させることができることから、聖十二夜の振りかえりにも使えるのでは?なんて思い、こんな表を作ってみました。
今年のワークの最後はチネイザンを使って、お腹全体をぐるぐるマッサージ。
あ、ここが痛いかも。と思ったところを子午流注の表に戻っ
て「この時間、わたしはどんな風に過ごしているんだっけ?」と考えてみる。
最近常々思うのですが、養生って元気な時にやるのがすごく大事ですよね。体調が悪い時ってどうしても不調を感じる部分のことばかりを考えがちだけど、元気な時、あるいはちょっと調子が悪いくらい時は体全体のことを考えながらケアする余裕があるし、何よりワイワイ楽しむことができますからね。
何より良いのは、楽しんでやったことって、普段の生活にかえった時に面白い発見の種になります。この裏の畑ボディワーク部がそういうきっかけとなる時間になったら良いなぁ。
一年間頑張ってくれたわたしの体。わたしの心。
何かと気忙しい年末年始ですが、お疲れ様の想いを込めて少しでも疲れを癒す時間が持てますように。明日また元気に、来年また元気に会えますように。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
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写真提供:寺子屋てらこのゆかりさん。
ゆかりさん、いつもありがとうございます^^