バイオグラフィーワークでみる女性性・男性性の発達を研究中。
2019年、わたしはブッダプログラム(現:ブッダスクール)の自己認識クラス(現:自己統合クラス)に参加をしていました。
ひたすら「自分とは何か」「自分は自分をどのように認識しているのか」に向き合う課題が出されるのですが、一番初めの課題が、「今まで自分が選択してきたことを書いてください」というものでした。
自分が人生において選択してきたもの、というのは自分が何にフォーカス・光を当てて生きてきたのか、ということ。逆にいうと、自分が生きてこなかった部分、すなわちユングがいうところの影の領域が、この課題を通して明らかになるということでもあります。
講師である齊藤つうりさんに「人によってはとても長くなるかもしれません」言われていたのだけれど、わたしはまさかの80ページ超え。それだけ自分は選択すること、自我をつくること、に必死なタイプだったのだと思います。
いついつにこんなことをした、と克明に記された自分の人生のプロセス。書いたまま見返すことも気が乗らず放ったらかしになっているのですが、この辺で見返して自分史としてまとめようかなと思い立ち、以前ちょっとかじったバイオグラフィーワークの勉強をしなおしています。
バイオグラフィーとは、伝記のこと。
シュタイナーは人とは天からやってきてまた天へ帰っていくといいます。そして、人の人生は7年周期で移り変わり、その周期それぞれに取り組むべき課題があるといいます。そして、人生の後半は前半部分のことを回収しながら、より高次な霊性にひらかれ、地上で経験したことをまた天上へ持ち帰っていくという考えを示しています。
シュタイナー教育の中には、そのシュタイナーの人間観に則ったバイオグラフィーワークという自分史を書くワークがあります。
今まで、接近戦で当たってきたそれぞれの時期を全て並べて俯瞰してみると、わたしは一体どんな人間なのだろう?
中でも、ここ最近興味を持っているのが、アニマ・アニムス(女性性・男性性)の発達について。
また記事を書こうと思いますが、つい昨日、月に一度シュタイナーの絵の教室で行っているボディワーク講座でバイオグラフィーワークの考えに準じて、アニマ・アニムスの発達段階の話をしてみたら、ものすごく面白かった。
個人的に抵抗が強くて、あまり書けないでいた分野なのだけれど、少しクローズドな感じで、ちょっとずつアプトプットしてみようかなと思っています。