- 穀雨 - no.9 まるごと新玉ねぎのお味噌汁

【食べる】二十四節気通信。

今日は新玉ねぎをゴロっと一つ使ったお味噌汁。新玉ねぎは消化を助け殺菌作用を持つので湿気が増してきて胃腸が弱りやすい穀雨の時期にぴったり。

隔週で届く野菜の定期便の中に、美味しそうな葉つきの新玉ねぎが入っていたので今日は新玉ねぎのお味噌汁。

アゴと昆布でとった出汁の中で、根元に十字の切り込みを入れた新玉ねぎをコトコト柔らかくなるまで煮込みます。

わたしはせっかちなので何度も蓋を開けてしまうのだけど、沸騰しないように気をつけながら開けたい気持ちを我慢しつつ、仲間で熱が通るのを待ちます。

中まで熱が通るのを待つって、なんだかこの怒りを喜びに転換させていく春の土用にぴったりな行為だなぁ・・なんて思いつつ。

白味噌をといて、出来上がり。簡単。
吸い口に塩でさっと茹でた絹さやをちょこんと添えると綺麗なコントラスト。

ちゃんとレシピを見てお味噌汁を作るようになってから吸い口の大切さを痛感します。慣れたことをもう一度崩して勉強し直すのって大切。

丸ごと新玉ねぎのお味噌汁。これがまためちゃくちゃ美味しくて、定番入り決定！

参考レシピはこちら。
シンプルで洗練されている上に簡単。それでいて「え！？」っていう斬新なレシピも出てくるのでまるでお味噌汁図鑑のようで楽しいです。

二十四節気のお味噌汁