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《創世記 第四日》 目にみえる太陽・目に見えない太陽|裏の畑美術部

6月21日、夏至の日でした。

シュタイナーの絵の教室『裏の畑』では、水彩では3月より創世記のテーマを描き始めて、今日は第四日目。

創世記 第四日

昼と夜とが別れていくストーリー。ちょうどこの日は夏至と重なっているということもあって、夏至で一番つよくなる昼の意識(目にみえる太陽)と夜の太陽(目に見えない内側の太陽)とが出会っていくような感覚を覚えました。

昼と夜
夏至の日の黄色はより輝いてみえた
昼の光の真ん中に朱を入れ、齟齬には星々が輝いている

昼の光(太陽)の真ん中に入れた朱が広がっていく様は、いよいよ人類の意識が昼(目にみえるもの)にあたっていく過程が描かれているようで感慨深かった。

お互いに描いた絵を見合う


続いては、フォルメンです。

ひたすら円を描く
円が寄り集まってできた一つの大きな形

夏至はスイッチバックの季節で、ちょっぴり混沌とする。それでいいし、それがいい。混沌としながら内側の熱に触れていく。そして秋になって熱がひいてくると、少し引いて見れるようになって、バラバラになった混沌としたものが実は一つの大きな形を作っていることに気がつくのかもしれません。


さて、今日は後半のボディワークに入る前に、お茶の時間を持ちました。

季節によって変わる和菓子は夏を思わせる涼しげなものが並ぶ
丁寧に茶をたてる

夏は、外の陽の力が強いのでケが枯れやすい(=ケガレがたまる)時期と言われています。季節の和菓子とお茶は、頑張ってきた心身に労ってくれる。

つみたてのヨモギで入れたお茶。鮮やかな初夏の色と深い晩夏の色が混じり合う。

こちらは絵を描く前につんだヨモギで入れいていただいたヨモギ茶。夏至の日につんだ薬草は治癒の力が強いのだとか。早速この後のボディワークの時間にそれを実感いたしました・・。

本格的な暑い夏がやってくる前にリラックス、なんて言っている間に関東は梅雨明け。過去最短の梅雨期間だったとか。この日、こうしてゆったりとした時間が持てて、本当によかった。

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