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031. 4歳むすめにコロナについてお話をする|わたしにとってのコロナさん


100日間絵を描き続けるプロジェクト、一日一描。

夏休みの期間は、「子どもとの言葉を介さないコミュニケーション」をコンセプトに毎日絵を描いています。


今日は、むすめとコロナウィルスを描きました。

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むすめが描いたのはこちら。

わたしがイメージするのは・・

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こんな感じ。
絵をみた夫の第一声は「両学長じゃん・・!」

え?両学長??

あぁ、これか(笑)!
たしかに。ちょっと似ているかも。

でもどちらかといえば、さくらももこさんのコジコジの方が近いんだけどなぁ。


ふわーっとお空をただ寄っているライオンみたいなひまわりみたいな存在で、コロコロと変異が早いから同じ仲間でもみんな違うお洋服を着ている、みたいなイメージでしょうか。

動物の細胞の中でしか生きられないから、人間はじめ、さまざまな動物の細胞という身体をつくる小さな小さなお家を間借りしながら暮らしているんだ。

けれど、コロナさんが入ってくると、体はびっくり仰天。

どんどん増えて、体の中がコロナさんだらけになってしまうから、
熱を出したり、くしゃみをしたり、いろんな形で外に追い出そうとして、具合が悪くなってしまうんだ。

だから、コロナさんが中に入ってこないように、大人はマスクをしたり、手を洗ったりしようね、と言っているんだよ。

あとは、人がたくさん集まるところはコロナさんもたくさん集まってくるから、そういう場所に出かけるのはやめようねってニュースで言っているんだよ。

今、幼稚園とか、いつも行っていた楽しい場所がどんどんお休みになってしまったり、遠くに住むおばあちゃんのお家に行けないのはそんなわけなんだよ。


そんな風に説明しています。

大人にとって普通のことでも、子どもはいつも背伸びをして合わせようと頑張っているのかもしれない。

大人と子どもの時間感覚はまるで違って、ことにここ最近の大人にとってさえも目まぐるしく変化する日常は、子どもにとっては毎日ジェットコースターに乗せられているような感覚なのかもしれません。

あっという間に過ぎ去ってしまうものだから、
「どうして?」「なんで?」と聞くこともできないまま。

だから時には子どもの目線に合わせて、彼らにわかるようにきちんと説明しなくてはならないなと強く感じます。

一人の親として。

一人のお母さんとして。

説明してみると、「どうして?」「なんで?」が彼らから出てくる。
そして、わたし自身もちゃんと答えられないことがたくさんあることにも気づく。


子どもだって、知りたがっていると思うのだ。

どうしていきなりマスクをつけなくてはならない日常になったのか。

何度も手を洗うように言われたり、アルコールスプレーをするのか。

お店に入る前にお熱を測るのは何故なんだろう。

どうして大好きな幼稚園がいきなりお休みになったり、
夏休みが終わるのを楽しみにしていたと思ったら行けなくなったりしてしまうのか。

大人はどうして深刻そうな顔をしているのか。

彼らは変わりゆく日常のいろんなことに対して、理由はわからないけれど必死に合わせようと頑張ってくれている存在なのかもしれません。

上手に説明はできないし、何より大人たちもはじめてのことでどうしたら良いのかわからない。わからないけれど、あなたたちを守ろうと頑張っているんだよ、ということが伝わったらいいなと願うのだ。

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むすめがわたしのコロナさんを真似して描いてくれた。


こっちは去年描いたコロナウィルス。


一日一描は残りあと69日。

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