皇の時代の羅針盤 その四十
月刊プレジデントイーグル
Vol.40 1997.01.06
人間心理の戦略を持たぬ
経営者は会社を潰す?
97年も良き年でありますようにと、誰でもが一年の計を考えるときも大宇宙は刻々と時を刻んで行きます。人類は、その中から銀河系宇宙、アンドロメダ星雲、その先の星雲から、太陽系や銀河系宇宙を測定し、太陽の寿命や寿命や星までの距離を知ることができます。
何と素晴らしいことでしょう。神話の時代から変わる事なく、その動きは、一定の法則の元にあるのです。古代の人達は何を見、何を考えていたのでしょう。
千年も二千年もの間変わらぬ真理をわたしたちの祖先は発見し実践して来たのです。山を見ては神を知り、空を見ては神を知り、その至る所に神を見て来たのが祖先です。
人知で計り知れないもの、それを、神と呼んでも不思議ではないと思います。また、無限の叡知と呼ぶ人もいます。これらをまとめて真理ということになります。人類は、この無限の叡知を知っていたのです。
わたしたちは、幸福、成功と言ったものを求めております。それを手に入れるために学び実践して来たのですが、昔は限られた人達だけのものでした。今日においてはそれを求める人にはいつでも手に入る時代となりました。
《三次元を語るとき四次元、五次元、六次元を理解すべし》
わたしたちが住んでいる世界は、三次元の世界です。この三次元を考えるとき、一次元から三次元までのような、自分たちの世界より低次元の世界を考えることは簡単にできますが。
四次元より上の次元については、想像の世界でしか考えられないのが一般的な考え方です。仮に一次元から三次元までを、線、面、立体、と考えたとき四次元は時間軸がさらに加わると聞いたことがありますが、時間軸とは何だろうと考えると、過去、現在、未来、が同時に存在することに思えます。
これは丁度三次元から下の世界を同時に見ることができることと似ていると思います。このように考えると高次元からは見えたり理解できたりするが、低次元からは分からないと言えます。
四次元の次の五次元は、エネルギーの世界ではないかと思います。これは、目に見えなくとも存在するもの、空間を飛び越えて存在するもの、例えば霊的なものとか身近で言えば電波、光 これらのものにあるのは時間だけです。
何故なら三次元に止まらずこの世に存在するからです。さらにそれらを構成するものについてはエネルギーであることは分かっていますが、それ以上は分かりません。
このエネルギーを気とか波動とかパワーとかと考えると、人間から出るエネルギーにはものすごいものがあると言えます。電気エネルギーを使って受発信機による通信は音や画像を双方向通信することができます。
この空間を移動するエネルギーは目に見えないものですが存在します。
また、気功や遠隔治療や祐気取りなども目に見えないエネルギーを使うものと言えます。
更に二次元的でありますが、二次元的でないものとして映像があります。映面やビデオなどの映像は二次元的でありますが二次元とは言えないような気が致します。
そこには音、色、動き、プラスアルファの力があります。音は音波、色は光波これらの組み合わせで音と動きが出てくる訳です。これから判断すると人間も四次元より上の次元についても感応することができると考えた方が良いということになります。
言い換えれば、見えないものが見え、聞こえないものが聞こえる人がいてもおかしくはないのです。もともと気の塊である人間は本来だれでもが感応することができるものなのですが、想念の世界ですから、それを信じたり感じたりしないと分からない人が多いようです。
わたしの身近にはそのような人が何人かいます。俗に言う霊感の強い人です。これは、第六感が強いとも言えます。
音についても聞こえる音と聞こえない音とがあるように、聞こえたり見えたりすることだけで判断することは正しいとは目えません。視覚を使わなくとも掌や足の裏で色を感じ見分ける人がいます。
このようなことを超能力と言います、能力を超えたものの驚きとして紹介されるだけです。また、祈祷などは祈願を成就させるためのものですが、慣わしとして神社仏閣に参拝するわりに信仰心がないというのはおかしなものです。
四次元、五次元、六次元を三次元的に理解するためには、地球を三次元、太陽系を四次元、銀河系を六次元と考えてみたら想像が付くのではないでしょうか。
銀河系の一部であり、太陽系の一部であり、地球の一部であると思えば自分の中に宇宙があっても不思議ではありません。これらが一定の法則で通行している訳ですからそこに神性を見いだしても不思議はありません。
想念の力が偉大であればその想念をいかに良きものに作り上げて行くのかは、その人の心構え次第ということになります。であるならば積極的、楽天的であることです。
追記1 霊格、品格、知覚、
霊格とは、魂の格、すなわちレベルである、高い方が良い。
品格とは、身についた品の良さである。
知覚とは、経験からくる知恵や知識の量である。
例えば、ゲシュタルトがないと認識する事が出来ない。
初めて見るものが何か理解する事が出来ない若しくは
認識できない。
どのような状態かというと、聞いても、見ても解らない状態
になっている。
このような状態だと真実を理解する能力が欠如している。
日本中がコロナで狂ったように行動している、例えば、
マスク、ビニールシート、アクリル板などは何の意味も
ないものであったが、ゲシュタルトがないとそれすら解らない
のである。
抽象度(苫米地博士の造語)が高くないと、ゲシュタルトも
できない。
注)世の中は、物真似社会であるが、真似るは学で、苫米地博士は、
造語を作るのが得意で更に世に広がる効果を持っています。
これから、博士の言葉を使うことが多くなりますが、博士からコーチングの弟子として使わせていただきます。
また、私も造語を作りますので、宜しければ使ってください。
追記2 時間は未来から流れてくる
皇の時代になると現在と真逆なことが起こるようですが、最近異常と言える
現象が起きていますね。
動物の出没、異常気象、経済不安定、自然破壊、これらの現象を
スピリチュアルだと、神の怒りだとか世紀末のように、言います。
しかし、本当でしょうか?
苫米地博士は、神はいないと言います。
ホーキンス博士も神はいないと定義しました。
しかし、どちらも見えない世界について語っています。
苫米地博士式見えないゴールの達成方法は、時間は未来から流れてくる、
だから待っていて、気が付いたら手に入れればよいという。
天縄文理論では、過去を見ながら進んでいる。という考えです。
が、未来に対して後ろ向きで、進んでいるから過去の事しか見えない。
では、振り返って前を向いたら、どうでしょうか。
エフェカシーを上げて見てください。
パリへ行こうと決めた時すでに、パリは存在していて、到着できるわけです。
ニューヨークへ行くにも、同様です。
コンフォートゾーンの外にある、見えないゴールは、見える時が来ると
見えるのです。
そして、手にすることが出来ます。
コンフォートゾーンの外にあるゴールを決めるやり方があります。
それをやれば、寝ながら待てばよいのです。
注)僕は苫米地博士の弟子ですから、博士の事はよく知っています。
博士とXで友達になるには、博士の本を20冊以上読破していることが条件でしたね。
また、博士に質問できる人はドクター以上の方か博士の本を全部読み込んだ方という事です。
つまり、次元低い人とは話さないという事です。
僕は、認定タイスコーチを秘かにやっています。
これは、一般的なセルフコーチとは違いパフォーマンス・エンハンスメント・コーチになります。
個人が対象という事で現在よりも未来をより高度に豊かにする方法です。
水泳のマイケル・フェルプスが受けていたものと同じです。
マイケルのコンフォートゾーンの外に置いたゴールは、何だと思いますか?
知りたい方は、マーク・シューベルトの言葉は人を造るに出ています。
開発者のルータイスの本も探せばありますよ。
スコトーマが外れて見えた時が本当のゴールが見つかるのです。
潜在意識に命令して、後は寝て待つだけです。
未来からの時間が来れば、すぐにわかります。
あれやこれやと迷っていては、手にすることが出来ないので、
赤いボールなのか青いボールなのかを決めておくことです。
つづく。