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【精神科】高校3年生、精神薬1年生
今日は昨日に引き続き、病気関連のお話を。飲んでいる薬の話です!
病気になり初めのころは、向精神薬なんて……と抵抗があって副作用とか調べまくっていたのに、段々どうでもよくなってきて、入院中などに至っては出されたものをなんにも考えずに嚥下していました。慣れとは恐ろしいものです。それも薬の作用なのかな?と思うと、もうただの怖い話です。あんまり考えないようにしています。
カタカナがたくさん並びます↓
ピーゼットシーと、頓服でロラゼパム、睡眠薬としてブロチゾラム、この3つを1年近く飲んでいます。
途中でエスシタロプラム、頓服でクエチアピン、リスペリドン、デエビゴが加入しましたが、抜けていきました。
初期にはトリンテリックスを飲んでいました。
ピーゼットシー(ペルフェナジン)は、興奮や衝動を抑えるため、と説明されています。The精神安定剤ですね。抗精神病薬という分類らしいです。気持ちの不安定さや自傷行為への対処をいちばんの理由として処方されたまま、しばらく飲み続けています。正直、効き目はあまり感じていません。というか、ずっと出してて分からなくなったのかカルテを見た主治医に「お前、分裂病(主治医は未だに統合失調症をこう呼ぶ)じゃねえのに、何で飲んでんだよ?」って言われたことすらあります。てめえ処方してる本人だろうがよ〜!!こっちが聞きてえよ〜!!
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ロラゼパム(ワイパックス)はいちばん目立った症状である動悸を鎮めるための頓服として使用しています。ベンゾジアゼピン系の抗不安薬ですね。ひどい動悸は不安由来だと解釈されているようです。サワイの0.5mg錠を1回1錠。と、言われていますが、2,3錠、現実逃避したいときは4,5錠飲んでいます。良いか悪いかで言ったらめっちゃ悪い行為ですね。でも、だって効かないし……と言い訳しています。入院中飲んでたワイパックスの方が効いていたような気がしてなりません。やはりジェネリックだと効き目落ちるのかな?有識者の方いたら教えてください。
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ブロチゾラム(レンドルミン)は、体調を崩し始めの頃は睡眠に問題がなかったため服用していませんでしたが、最初に入院した際に処方され、そのまま抜けられず飲み続けています。これまたベンゾジアゼピン系の睡眠薬です。頭がぼんやりする感覚になるような、ならないような。飲み始めた頃はすぐに眠くなり寝ていましたが、最近は飲んだあと普通に勉強とかしています。慣れでしょうか。
つい1か月前くらいのこと、朝起きられずに診察に行けなくて、1週間薬抜きで過ごしたことがありますが、なかなかに辛い経験でした。プラシーボな思い込みもあって眠れず、同じベンゾ系なんだから代わりになれるだろう!と余っていたロラゼパムを多めに飲んで無理やり眠ったり。空がうっすら明るくなるまで布団の上でぼーっと過ごしていました。元々入眠に困ってはいなかったのに……薬を投与されて身体が対応してしまったことは悲劇ですね。あの甘い薬、離脱は容易ではないでしょう。怖い。
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かつて処方されたことのある抗うつ薬SSRIのトリンテリックスやエスシタロプラム(レクサプロ)は、何となく気分の落ち込みが減ったような実感はあるにはありましたが、あまり効き目は感じませんでした。副作用である性欲の減退は実感しましたけどね。虚無でした。
非定型抗精神病薬(第二世代)のクエチアピンは初めて飲んだ時驚きました。衝動性や興奮を抑える薬。入院中、暴れることを危惧して処方された赤い錠剤。身体が痺れてフラッフラになりました。眠ってしまって、トイレに行くため起きたら脚がおぼつかなくて驚いた記憶があります。抜けるのも遅かったように思います。とにかくフラフラでした。
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非定型抗精神病薬(第二世代)のリスペリドン(リスパダール?)、面白い薬でした。これも入院中の深夜にナースステーションで、自傷の欲求が抑えられない〜😭と看護師さんへ泣きついたら、不穏対策としてこれが処方されていたらしく、口開けてみな!と言われ液体を流し込まれた記憶があります。そのまま眠ってしまったので効果はわかりません。無味でした。
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そして、かの有名なデエビゴさん。とっても力のある睡眠薬ですね。薄黄色の魔法の薬。ブロチゾラムとかなり毛色が違います。眠りを誘導する原理も違うようです(オレキシン受容体拮抗薬、という新しい薬だそう)。気づいたら眠っているという表現がいちばんしっくりきます。何度も徹夜した翌日のテストみたいな。眠気が来るというより、意識が飛ぶ。悪い夢も見るので、幻術でもかけられたんかな?ってなります。
入院中、ブロチゾラムでも眠れないときに頓服として貰っていました。寝る前にノートに日記を書いていたんですが、次の日開いたところミミズを超えた複雑怪奇な文字が書き連ねられていて戦いた記憶。眠れるからありがたいのですが、ちょっと抵抗があるかもしれない。これを私より全然多めに飲んでも眠れない患者さんもいて、睡眠薬とは恐ろしいなとしみじみ。
こんな感じです。書いてみると、あれこいつ何の病気なの……?って感じですね。統合失調症に処方されやすい薬が多く含まれていますから。
うつ病と診断されてはいますが、主治医の見立てとしては正真正銘のうつではないそうです。病名ははっきりと告げられていませんが、情緒不安定性の未熟性格(パーソナリティ障害の疑い?)や抑うつ傾向の強い自律神経失調症と言われたことがあったような。今が思春期であることも病気への影響は大きく、大人になれば軽くなるそうです。20歳を越えれば、とよく言われるため、それに希望をかけています。
※そもそも、ベンゾジアゼピン系の薬(ロラゼパム、ブロチゾラム等)をこんなに飲み続けるのはあまり推奨されないようですね。依存性がどうとかで……どうしたものか。通院をやめられる日はくるのでしょうか。主治医、頼むよ!
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長めの文章になってしまいました。ここまで読んでくださってありがとうございます!