見出し画像

コングロマリット化すすむ

怖い時代になりました。
ていうか、当たり前の時代、公平な社会がやってきたとも言えます。

日本という国は、1980年代に奇跡の平等社会をつくり上げました。

一億総中流階級」という世界でも類を見ない貧富の差のない社会を構築したことがあるのです。
学校のクラスのほとんど全員がマクドナルドのハンバーガーを食べたことがある。

そんな平等社会は、世界のどこを探してもありません。

奇跡だったのです。

特に社会主義の国ではその平等社会を目指していて、旧ソ連も中国も東欧の国々も結局は、体制側とそうでない側の生活水準の差が埋まらず、かたや貧困から脱出できず、共産主義にもかかわらず貧富の差があるという悍ましき状況でした。

翻って、アメリカに代表される資本主義社会では貧乏人は医者にかかれないとか、競争社会は弱者を生み続けてきました。

資本主義社会はそもそも平等を求めていませんので、やった者がやっただけ手に入れるという実に公平な社会、ドライな社会なので貧富の差は当たり前なのです。

そういうわけで、諸情勢が変化してきて日本も欧米化してきたわけで、資本主義の荒波にもまれてきて貧富の差がドンドンできてきて、今や物価上昇と収入の格差が拡がってきていて、今のまま何もしなかったら、貧困に向かうのは自明の理といった状況

しかも、個人主義の時代は、誰も助けてくれません。
普通に考えて、収入を増やす算段が必要となっているのです。

現在の収入:現状維持=ジリ貧 ↠だからプラスアルファ

企業は、自ずと動きが出てきています。
本業は現状維持、+新たな事業の柱をつくろうと多角化に走っています。

それをコングロマリット化と言います。

失敗するとダメージを受けますから、さらに倒産企業が増えるかもしれませんね。でもまぁ、

座して死ぬより出でて活路を見出さん by 諸葛孔明

リスクを取ることが当たり前の社会になってきたわけです。

ここ80年くらいの昭和後半~平成にかけての平穏無事の時代は幕を閉じたのです。だから、当然のように、手っ取り早く収入を増やすために投資が大流行りです。許されるなら副業も始める人たちも多いです。

ネット社会ですから、SNSやらYoutube、tiktokで稼ごうと大流行

本業だけで食っていける自信がある人はいいですが、
この後の人生、食べていけるだけのスキルがあるか?
数年でも生きていける蓄えがあるか?
メッチャ、考えさせられますね。

この80年間の安穏とした期間を当たり前のように過ごしてきてしまったわたしたち、この次の時代をどう生きるか、現代人が今ほど考えさせられることがあったでしょうか?

終わったんですよね。
平等過ぎた資本主義

100Love

人間百年ラブラトリホームページ
https://pro.100love.jp/p/home

いいなと思ったら応援しよう!