ワクワクが止まらない!
先日カップヌードルミュージアムに行ってきたのですが、安藤百福さんの野心をメチャメチャ感じました。
戦後の闇市で食べ物に困った人たちが蕎麦をすすっている。
それを見た百福さんは、飢えを何とかしたい!
戦後に始まった給食で子どもたちはパンを食べる。
それを見た百福さんは、日本人が小麦を食べるときはパンじゃねぇだろ!
麺に決まってんだろ!
そこから、ラーメンの開発に入るのです。
「飢えの克服とラーメンの開発」
この最強の2大テーマに挑んだのです。
そしてかなり端折りますが、
チキンラーメンが完成~カップヌードルへと進化
最後は宇宙飛行士の野口さんが宇宙でカップ麺を食べました。
百福さんのワクワクはいかばかりだったのでしょうか?
新規事業を成功させるには3つのポイントがあると言われていますね。
①その道のプロのアドバイスを受ける
(百福さんの時代その道のプロはいませんから独学でしたね)
②スピードが大事
③情熱
この中で最も大事なのが③で、この情熱ってやつは、流行り風邪のようにカラダを熱くします。
この情熱が強ければ強いほど、どんな状況でも前進し続けるパワーの源になります。
将来のあるべき姿が明確であればあるほど、この情熱ってやつにワクワクさせられるのです。
売上を伸ばし続ける企業の中枢には、必ず将来に対するワクワクがあります。
さてそこで、ワクワクの中身って何でしょう?
新規事業に限らず、ワクワクする計画が立てられれば、この計画は無敵です。ワクワクは、止まりませんからね!
過去から今、今からの未来ではなくて、
将来こうなりたいといったピュアな「想い」から作る計画
「将来こうなりたい」
という想いを巷では「バックキャスティング発想」というそうです。
因みに過去からの積み上げ型の発想は、「フォーキャスティング発想」というそうです。
こういった企業の存在意義やアウトカム・企業理念・ビジョンなどからどんなイメージが描けるとワクワクするのでしょうか?
過去にわたしはISOの認証取得の活動をしているとき
「品質世界一」
という品質目標の下で品質システム構築に取り組んでいました。
ネジ1本からトレーサビリティが担保されるシステム
自分たちのような小さな会社組織でも、品質システムでは世界一レベルになれるんだ!
リーダの示した品質目標にインスパイアされていました。
ダントツ、前人未踏、世界一、
売上100億、年収1億、
〇〇イヒをぶっ潰す!
こんな単語が身近にあるとちょっとワクワクしませんか?
言葉にする、そして紙に書くのです。
欠片から現実に存在させるのです。
ちょっと無茶な発想から立てる壮大な計画だけどやれたらすごい計画を「ムーンショット計画」というそうです。
かつてアメリカの第35代大統領J・F・ケネディが国民に向けてアポロ計画を発表しました。
この計画は誰も行ったことのない月へ人類で初めて到達しようとぶち上げ、アメリカ国民のほとんどを可能性のワクワクに取り込みました。
宇宙事業の始まりでした。
こういう発想からの計画をいつしか「ムーンショット計画」と呼ぶようになったそうです。
あなたの会社もしくはあなたのムーンショット計画はありますか?
ワクワクできるような計画、言葉にしたり文字にして身近に置いておきましょう。
イメージしただけで胸中にオヤジ液が染み出すような!
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