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よしもとの会長、大崎 洋さんが書いた【居場所。】を読んだ
ある日、新聞の広告でダウンタウンの松本人志さんが「一気に八回読んだ」との見出しを発見。
本の著者は吉本興業の会長「大崎 洋」さん。
大崎さんといえば、元々はダウンタウンのマネージャーをしていたことは有名な話で、ダウンタウン好きの私としてはとても気になる1冊。早速購入し読んでみました。
これから先はネタばれするかもしれません。
読み始めるまでは、大崎さんは昔から勉強や仕事がバリバリできて、それが認められてダウンタウンのマネージャーを任せられたと思っていました。でもそうではなくて、逆に職場では窓際にいるような人。そしてダウンタウンのマネージャーも任せられたのではなく勝手にやり始めたそうです。(芸人全員にマネージャーがついているじゃないんですね。)
本を読み終えた時の大崎さんの印象は、「争いを嫌い、頼られると期待に応えようとする優しい人」という感じです。
ダウンタウンがまだ売れていないころ、大崎さんに相談しています。そこで大崎さんは「なんば花月」で他の芸人のような漫才をするのではなく、場所を変えて「心斎橋筋2丁目劇場」をオープンさせ、そこで才能があると信じているダウンタウンの好きな笑いをさせた。
またテレビ番組「4時ですよーだ」が始まり売れっ子になっていった。競争することは嫌いだが、頼られると嬉しくなりいろいろ考え行動するあたりが大崎さんの凄いところだと思います。
それ以外にも、仕事がないダウンタウンに真っ白なスケジュール表を渡すわけにはいかないと、打ち合わせ・コントの稽古・衣装を買いに行くなどびっしり書いて2人に渡します。ダウンタウンの2人は喜びそのスケジュール通り行動したそうです。大崎さんはホントに優しいです。
それ以外にも、大崎さんの幼少時代や家族のこと、吉本を非上場にしたこと、闇営業問題にも書かれています。
興味のある方は読んでみてください。
最後まで読んでくれてありがとうございました。