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水の再利用により水問題を解決(WOTA)

日本に住んでいると忘れがちになりますが、水不足で苦しんでいる国は多々あります。水が豊かな我が国においても、一度地震などの災害に見舞われれば、上下水道がストップし、たちまち水不足の状態に陥ります。上下水道が使えない事態は悪夢です。私自身も被災経験があります。東日本大震災時、自宅が液状化し、数ヶ月間下水道が使用できませんでした。その間、トイレは近くの公園へ行き、洗濯はコインランドリーで済ませ、風呂は近くの銭湯に通っていました。水道の有り難さは失って初めてよくわかります。

そのありがたい上下水道ですが、その維持には多大な労力とコストを要します。日本では、水道設備が老朽化し、今後配管の補修や交換などの負荷が問題視されています。2021年度の水道統計によると、法定耐用年数40年を超えた管の総延長距離は164,083kmにも達し、全体の22.1%にもなります。2015年度の管路の更新率は0.74%でしかなく、すべての管路を更新するには130年を要するとのこと。しかも、水道に関わる職員数は急減しています。

少子化、人手不足の現状を鑑みると、上下水道を整備し、維持するという方式が限界を迎えていることは明らかです。上下水道以外の方法で水問題を解決する必要があります。そんなことができるのか?

この問題に対して具体的な解決法を確立し、提案している会社があります。
WOTA株式会社です。
私はこの会社を強く推したい!

上下水道とは異なるソリューションとは何か?
それは、水の再生利用です。以下はWOTAのホームページからの引用です。
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上下水道は「自然の水源から水を汲み上げ、生活排水は浄化して川や海に流す」という、いわば“使い捨て”の水利用モデルでした。一方、私たちは「排水を最も身近な水源ととらえ、その場で生活用水に再生して何度も使う」という循環型の水利用モデルを考案。センサとデータ科学を駆使した水処理の自律制御を核とする独自技術で、これまでは不可能だった「住宅単位での水の再生利用」を実現する革新的な住宅設備――『小規模分散型水循環システム』を開発しています。

排水を生活用水に変える『小規模分散型水循環システム』が自宅にあれば、水不足のリスクから解放されることになります。この装置は生活排水をすべて回収するため、河川や海を汚染してしまう心配もありません。災害によって上下水道が停止するような場合にも、断水に悩まされることなく、いつも通り水を使い続けることができます。
このように水を再生利用する人が増えていけば、莫大な費用をかけて地域の隅々まで配管を張り巡らせる必要はなくなります。その分だけ水道事業の財政負担は減り、教育や福祉、環境問題の解決などのかたちで未来に投資できるようになります。 このように『小規模分散型水循環システム』は、家庭や地域ごとの水にまつわる課題をひとつひとつ解決していくことで、結果的に現代社会にとっての難題である「水問題」を根本から解決できる可能性を秘めています。
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いかがでしょうか?画期的だと思いませんか。我々は、あまりにも上下水道に慣れ親しんでいるので、それ以外の方式を想像することができません。しかし、もし住宅単位で水を再生利用できたなら、コストは圧倒的に下がるし、災害による断水などを心配する必要もありません。日本のように、地震や台風などの災害の多い国、かつ少子高齢化で地方財政が悪化する国にとって水問題の救世主と言っても過言ではありません。
もう一度言います。私はWOTA株式会社を強く推したい。
日本を救ってくれる会社だと思います。



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