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2025年に思うこと

新しい年になって数日。

このお正月は特別な用事を作らず、
(各所飲み会を除く)
まず部屋や学んだ情報等の整理整頓をしていました。

9連休!!!ありがとう!!!!!!!!
って感じのわたしです。

去年はたくさん外に出て
色んな実践現場に行って会って話を聞いて
自分と向き合う機会を頂いた1年でした。

たくさんの経験と知見を与えてくださった方々に感謝‥(あんまりnoteつながってないけど)

でも正直行けば行くほど、知れば知るほど
「社会福祉士」がわからなくなりました。

たとえば医療の資格を持ちながら、地域にベクトルが向いている方や、既にフィールドを持って見える方に出会いました。

そこで
今までの自分のフィールド狭すぎ&勉強不足すぎて

「地域のことやろうとするのは、
行政や社協や市民病院だけじゃないんだ‥」
っていう素直な気づき。
(訪看とか実際のはたらきよく知らなかった‥)

そこから
「地域に出てそういうはたらき方もあるんだ、もう実践されてるんだ。私もいっしょにはたらきたい!」
っていうのも今の素直な気持ち。

けれどそこで、
「わたしは社会福祉士だけど何ができるんだろう。」
リハビリや保健指導、医療行為はできないし。
地域に出ていく時の「武器(?)」なくない???って。

「今のところ勤めている所属はおっきいけれど、社会福祉士としてじゃないよなー。」

現状、専門職からは社会福祉士・コミュニティソーシャルワーカーは、「地域に繋げる人」って感じでみられている。
(これでいいのかはわからない)

ん???でも地域の人にとって何なんだー???
というような、乱暴な沼。

一瞬自分のやりたいことがわかったような。
でも改めて振り返ると、もやっとしたような。です。


もともと「健康」とか「栄養」とか「ケア」とかに興味もあってそれぞれの分野の進路を考えたこともあったけれど結局選ばなかった。

進路を選ぶ高校時代に、そういう医療専門職が地域に出てはたらくこと知らなかったし、自分が白衣とか着て地域で過ごしてるのイメージできなかったから。知らなかったから。どっちかっていうと、ジャージで汗水垂らして走り回ってる方が自分らしいなって思ってたから。

現に高校野球を通して(マネージャーだけど)、
自分でできる仕事探したり、一人ひとりの選手のいいところを見つけたり応援したりが性に合ってて。
他の部活のマネ友だちには、「仕事探すなんてしなくていいよ、座ってれば」、「宗教みたい」、「洗脳されてる」って言われちゃっていたなあ😇
でも仕事探しに走り回ったり、いいところ探しに行ったり全部今やってるの思うと、たぶん仕事は好きなんだと思う。

「ふくし」も「社会福祉士」も何も知らん。
「ふくし」に対して興味のアンテナすら立ったことのなかった人間が、「ふくし」を学ぶために大学の試験を受け直して学部を変えたのが数年前。

部屋を整理しながら、当時の試験ノートや国試資料が出てきて(整理整頓しなさすぎがバレる)胸が熱くなりました📒


▫️社会福祉士って

国家試験科目は19科目。

指定科目(令和3年4月入学者から適用)

【社会福祉に関する科目を定める省令(平成20年文部科学省・厚生労働省令第3号)】

1 医学概論
2 心理学と心理的支援
3 社会学と社会システム
4 社会福祉の原理と政策
5 社会保障
6 権利擁護を支える法制度
7 地域福祉と包括的支援体制
8 高齢者福祉
9 障害者福祉
10 児童・家庭福祉
11 貧困に対する支援
12 保健医療と福祉
13 刑事司法と福祉
14 ソーシャルワークの基盤と専門職
15 ソーシャルワークの基盤と専門職(専門)
16 ソーシャルワークの理論と方法
17 ソーシャルワークの理論と方法(専門)
18 社会福祉調査の基礎
19 福祉サービスの組織と経営
20 ソーシャルワーク演習
21 ソーシャルワーク演習(専門)
22 ソーシャルワーク実習指導
23 ソーシャルワーク実習

社会福祉振興・試験センター

満点はとれなかったけれど、
こんなの勉強したのはすごい‥(白目)🤢

▫️ケースに対して ひとりに対しては
いろんな目線でみる、関わる人。
ひとつの課題から福祉医療法律‥いろんな可能性を考えて、各専門を越境してつないでいく人、こんな感じなのが社会福祉士なのかなって思います。(改めて)

だからこーーーーーーんないっぱいの科目🤒

地理歴史とか「なーーーんでこんな暗記ばっか」って思ってたけれど、そのひとりが過ごしてきた社会や地域性みたいな背景って大切だし、今の制度だけじゃなくてこの方が〇歳の時の制度は‥って考えられる視点も必要なんだよね。
‥果てしない。
こういうケースや先輩職員の知識に出会うたびに分厚いQBを読み返します📖

▫️地域の方々には

まだまだ咀嚼と消化(昇華)しきれてないけれど、
「いいように使って」と存在を知ってもらってからかなあ。なんて思ってしまう。

活動とかまちにおじゃまして、話を聞いたり一緒に動いていくなかで困りごとやこんなことやってみたいを教えてもらう。そのひとつひとつをしっかりつなぐ、応援する、実行する。

2025年、伝えるも大切だけど一緒に動いて自分たちを知ってもらうことも意識していきたいなあ☺️


▫️2025年に思うこと

まず、社会福祉士として仕事もさせてもらって、
仕事でも仕事の時間外でも勉強できる人生に感謝🕊️

2025年は、
「越境するコミュニティソーシャルワーカー 」になるために違う分野にも学びを持っていくこと。

「社会福祉士だから全部知ってなきゃ!」は、
わたしの能力的にむずかしいけれど、
例えば
「あ、そのことなら〇〇の、〇〇さん」みたいな。
つながりやアンテナを立てておくことは出来そう。
(制度や専門職、仕事の人じゃない、地域の方ひとりひとりに対しても)

いつか今の所属じゃないフィールドに出たときの
ためにも‥✊🏻

そして2月に行われるこちらに申し込み。

以前名古屋に守本先生が来てくださる機会におじゃまできたのがきっかけ👀

ーまちに暮らす私たちが、気づいたらケアしケアされている状態になるようなコミュニティデザインとは?

ケアとまちづくり未来会議 note

気づいたらケアしケアされているってすごい。
地域共生社会。社会的処方。参加支援。重層。

守本先生のお話を聞いて、浅はかな知識なわたしだけれどとても勉強になりました。

重層的支援体制事業として配置された、コミュニティソーシャルワーカーのわたしが今仕事で動いてみたことは、重層と社会的処方が交わる機会づくり。
来年度の企画案で提出しました。
これはまた追々。

最後に。
越境も大事だけど、大前提「社会福祉士」とか「コミュニティソーシャルワーカー 」っていう専門、学びも深めることは忘れちゃだめだなって思います。

なんか盛りすぎ&書きすぎた気がするけど一旦!



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