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生の声を聞くべし。

私は理系で、定量データの大切さを学んできました。
研究では、一つの仮説を検証するデータを集めるために、何日もかける。

しかし、マーケティングを学んでいくうちに感じるのが、定性データの大切さ。

中でも、"1人の人の声"の大切さ。

今回、これを感じたエピソードを紹介したいと思います。


〇祖母の家の冷蔵庫であるものを発見!


https://search.yahoo.co.jp/image/search?ei=UTF-8&fr=mcafeess1&p=%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%B3%20180%EF%BD%8D%EF%BD%8C&x=nl#e6d50137a4b2bb43dbfc00ad8605d1c7


それは、「180mlの瓶に入った赤ワイン」。アルコール飲料を飲んでいる姿はあまり見たことがないので、驚きました。



そこで、祖母に「ワイン飲むの?」と聞いてみました。
すると、「そうなの。こないだ、テレビで赤ワインが健康にいいといってたのよ。」と言われました。

更に、少ししか量が減っていないことに気付き、「そのまま、ストレートで飲んでいるの?」と聞きました。
すると、「炭酸に割って飲んでるのよ!おいしいわよ。」と言われました。

「贅沢な気持ちを感じたいから」「料理に合いそうだから」とワインを選ぶ人が多いイメージだけど、「健康のために少量ずつ飲む」というのは私にとっては新しい発見でした。


〇学び

祖母の声から学んだことは、一つの商品の購入動機、使い方、頻度など人それぞれであるということ。商品やブランドとの関わり方は、様々であること。
作り手が思っていた価値が世の中の人には伝わらなかったり、他の価値として見出されていたりする。
だからこそ、生の声を聴いて、一緒にブランドを創り上げていく。これが大切なのではないかと学びました。


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