止まらない人 | 即行動さんと繊細さんの考察
何でもさっと行動できる人は評価されます。
思ったら即行動!すぐに体が動いて物事を前に進める人ですね。素晴らしいです。いてくれると助かります。確かにそういう人がビジネスを動かしているのでしょう。
私はどちらかというと熟考タイプです。HSPですし、相手の心中をイメージしたりしている時間が自然に生じるので、ワンテンポ遅れたり、考えた末にやめたりします。
最近思うのですが、即行動タイプの人は、脊髄反射でやっているだけなのではないかと。熟考タイプの私は、意識すれば即行動はできます。お客様のお出迎えとか、「今はそのとき」とわかっていたらできますよ。テキパキと。
でも、即行動さんは、熟考タイプのマネはできないのではないでしょうか。動くなと言っても止まらないのでは。全員がとは言いませんが、はたから見ているとそう思うのです。
だから、立派なわけではないのかもしれない。本能のまま動いているだけなのだから。
HSPとさらっと書きましたが、ご存知ですか。ハイリー・センシティブ・パーソンです。日本では「ひと一倍、繊細な人」と言ったりします。アメリカの心理学者、アーロンさんが提唱している気質のことです。病気ではないのですよ。
簡単に言うと、生まれつき高度な感覚処理感受性がある人のことで、人口の20%ほど、約5人にひとりの割合で存在します。けっこう多いですよね。
人間だけでなく、生物にも存在することや、自然淘汰されていないことから、種の保存にとって必要なものだと考えられています。
「私も繊細さんだわ」と思う方もおられましょうが、HSPは4つの指標にすべて当てはまっているかで判断されます。
HSPについては、別の記事でご紹介することにします。
この記事のまとめとしては、即行動さんはそういう特性なのである、繊細さんがそういう特性であるのと同様に。みんな違ってみんな良いから、それぞれ尊重しましょうねということでした。