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名も無きサラリーマンの川柳

こんばんわ。徒歩です。川柳的なものを作ってみました。お暇な方はどうぞ。

働いて 貯金して 働いて

働いて 体調崩し 貯金して

自賠責 車検費用と 任意保険

老人の 言えない気持ち 分かりはじめ

老人の 受け入れる強さ 分かりはじめ

老人の 漏れ出た愚痴 分かりはじめ

街歩く 半数以上が 若者かい?

若者を 見てると 子供に見えてしまい

甲子園球児 いつしか子供に 見えてしまい

心は若者 身体は中年 両方で無い振りをして歩く

夏空に 洗濯物と 迫る雨雲  

北極星の光 あの頃の自分 元気でいるか

エアコンと 加湿器つけて タオルケット

花火咲く 刹那の光と 後の闇 

とうきびが 好きだと言ってた 思い出し

いつか贈ったスイカの箱 とっておいてくれてあった

夏の宵 団扇を仰ぐ背中 小さくなった

燃え盛る蝉の声8月 一斉に消ゆる9月

庭に水撒き 匂い立つ 緑の香り

土手に咲く 彼岸花見て 彼岸知る

限界を超えていけと20代 限界と折り合いつける30代

自分を壊すのも自分 助けてあげられるのも自分

花を支える枝 枝を支える幹 幹を支える根 根は見えないんだなぁ
※(作)相田みつお

三日月よ 逢いたい人がある
※(作)山種田頭火

ぼろきて 涼しい 一人があるく
※(作)種田山頭火

捨てきれないものが 枯れてゆく草の中
※(作)種田山頭火

炎天 否定したり肯定したり
※(作)種田山頭火

死ねない手がふる 鈴をふる
※(作)種田山頭火

あなたがそこに ただいるだけで その場の空気が明るくなる あなたがそこに ただいるだけで みんなのこころがやすらぐ そんなあなたに わたしもなりたい。
※(作)相田みつお

春夏秋冬 雨風晴曇 日は落ちまた昇る 情けなき私の上にも


※今日も、お疲れ様でした。
社会の片隅から、徒歩より。

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