大学受験に落ちました
2023年11月10日(金)10:00
画面に映し出された文字は【不合格】
遡ること約3週間前
第1志望校の自己推薦型選抜入試が行われた。
小論文と面接口頭試問
まずは小論文。
過去問と比べて傾向が変わったかのように思えた
何も書けない…焦った
だが周りの音を聞くとまだ鉛筆の動く音がしてない
深呼吸をしてもう1度問題文を読み直す。
そこから制限時間までペンが止まることはなかった
休憩時間
小論文が始まる前にトイレに行ったのに緊張のせいかまたトイレに行った
試験教室に帰っている時声をかけられた
「経営学部の試験会場はどこか分かりますか」と。
自分の試験教室に戻り、各学部の教室が書かれた紙を見ながら案内をした。
人と話したことで少し緊張が解けた。
違う大学で受験をしていた友達からLINEが来た。
「受験終わったよ」という主旨だった。
「お疲れ様」と返し、無事に友達が受験を終えたことに安堵し、同時に自分もあと少し頑張ろうと思えた。
教室を移動し、行われたのが面接口頭試問。
受験番号が最後だったため、呼ばれたのも最後の方だった。あとから分かった事だが、約2時間ほど待機室で待機をしていた。感じていた倍の時間が過ぎていた。
面接室に入ると、オープンキャンパスの時に知ってから"この教授の元で学びたい"と思っていた教授が面接官をしていた。
そこで少し緊張が解れた。
面接中はとにかく必死だった。
私は耳からの情報に疎く、質問内容を途中で忘れてしまうという欠点があった。だから、必死に質問内容を聞き取り正確な受け答えができるよう努めた。
出願時に提出していた、自己推薦書を少し突っ込まれた。その時、「おわった、、。」と思った。
でも、「本学のカリキュラムをとても理解していますね」と言われちょっと調子に乗った自分がいる。
面接は案外答えられたと自分では思っている。
口頭試問はどの質問だったか分からなかった。
ニュースの深堀された質問だったのかな?
受験後
この日は下北沢カレーフェスティバル最終日だったそこで休憩時間中に連絡をとっていた友達と受験終わりに下北沢に向かいカレーを食べた。
夏に本格的なカレーを一緒に食べてから2人して
カレーの沼にハマっている。
小論文はこんなんだったよ、
自己PRこんなの書いてきたよ、
面接はこうだったよ。
そんな話をしていたらあっという間に下北沢だ。
疲れた体にカレーがとても染みた
お疲カレーということなのだろうか
お互いスーツ姿だったのでプリクラを撮った
お気に入りのハルセカ。
この時私はなんだか卒業式の気分だった
高校生活の全てが終わった実感がした。
帰宅
帰りは月が綺麗だった
東京の街の明かりがなんだか将来を灯してくれているようだった。
その日から合否発表までの3週間。
締切に追われた報告課題
受験終わり1発目のLive
バイトに復帰
気を紛らわすために少しでも多く予定を入れた
そして今日、合否発表の日までLIVEだ
ルサンチマン、どうか私の心に元気を、。
受かるとは思ってなかったけど、
落ちるとも思ってなかった。
何を言ってるか分からないけどこれが本心。
推薦受験に落ちたことで、一般受験をしないのかと
疑問が上がってくる。
結論から言うと、一般受験はしない。
なぜなら双極性障害を抱えているからだ。
実は受験の少し前まで入院していたくらいだ。
精神疾患を患い、気分の波がある中、一般受験を行うのは私にとってとてつもなくハードルが高く不安が大きいものだった。そのため、一発勝負だと思い挑んだ。
言い訳はいくらでもできる。
ただ、自分の力を精一杯出した結果だから何も言うことはない。
現実を受け入れ、目指している夢を叶える。
ただそれだけだ。
社会に幸せを与える、社会福祉学を学ぶ。
長いのに最後までありがとうございます。
またどこかで。