「これが無償の愛なのか」と感じたこと
先日、あるフォロワーさんとお別れをしました。別れのきっかけとなったその方の記事を読んで衝撃を受けたと同時に、歪ながらもどこか美しさも感じました。
その方は親から精神的虐待を受け続け、
生き地獄を味わっているよう。
でも既に大人だし、離れるという選択ができるのに、自らの意思でそれを手放した。
「なぜ?」と思いました。
ただ、時間が過ぎると、「もしかしてこれがあの人の生きる目的なのか?」と思うようになります。
苦しいに違いないだろうけど、幸せでもあるんだろう。
親から離れることは、個人としての死に直結するくらい深刻なことなんだろう。
ならば、理解するのみかなと。
誰かの正解は別の誰かにとって不正解となる複雑な世の中。
個人的には不正解に思えるけど、その方にとっては納得のいく正解であれば、静かに見送るのがマナーなのかなと考えます。
そこには、理屈を超えた無償の愛が存在。
何であろうとそれが正解。
誰も入る隙がない共依存という愛の世界を作ったんだろうと想像します。
コントロールされていると知りながら敢えてされに行くのは、他人軸を利用した自分軸で生きるということ。
あくまでわたし個人の目で見る世界ですが、
このような生き方から、人間特有の言葉にできない奥深さを肌で感じています。
共依存はやはり不幸を呼び寄せます。
だけど、幸せよりも不幸が一時的ではなく、人生においての生き甲斐なら、それを理解するのみ。
切ない気持ちでいますが、わたしはそう結論付けます。
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