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「価格=効用」も人それぞれ

本のアウトプット記事④
今回はこの本を通じて、お金と人との関係性を考えます。

わたしが特に注目したのは、価格と効用(使用価値)について。
買い物においても失敗経験を積み重ねたわたしは、この2つが(すべてじゃないけど)イコールではないことを既に認識しています。

この効用は、商品を買った上で実際に使わないと確かめられないもの。

たとえ、店頭でサンプルを使って効用をイメージしても、買ってから損した気分になった経験は、誰しもが共通しているはずです。

失敗例をひとつ挙げると・・
1年前に16,000円のロングスカートを買いました。そのスカートは2段重ねになっており、色合いも気に入ったので、良い買い物をしたつもりでした。

しかし、実際に使ったのは2回まで。
何というか、自分の中では日常生活に向かないイメージが買ってから強化された感じ。

つまり、この時点で無駄使いです。
わたしには、買った金額に相当する効用を得られなかったのです。

家にいても外を歩いても、わたしたちは必ずメディアに触れます。
その中には、マーケティング・ブランディングを使った価格の水増しを行う企業も。

何かと言うと、その商品の中身が薄くても、敢えて高価格に設定して印象操作するというもの。
ですが、そこまでお金に余裕がないわたしたちは安易に手を伸ばすことはありません。

ただ、その高価格の商品がセール値引きされていたら、引っ込めたはずの手を伸ばす・・
本ではこう皮肉るように伝えています。

20万円のジャケットなんてバカバカしいと思っている消費者も、バーゲンセールで8割引で売られていたら思わず足を止める。
1万円の福袋に20万円のジャケットが入っていれば大喜びしてしまう。
価格の罠にはまったのだ。

お金のむこうに人がいる 第3話 価格があるのに価値がないものは何か?

高価格の商品が安値になったら買う。
それは、大切であるはずの効用を見落としているということです。
それを買って本当に心豊かになれるのか?
さらにいつまで続くのか?

買ったその日や数日先という点ではなく、
数ヶ月先、数年先という線でイメージすること。

数日先だと、趣味とか生活とか何らかの変化が起こる。それを(ざっくりでいいから)描いてみることで、無駄を極力省けるとわたしは考えます。

効用というと、大好きな各クリエイターさんの有料記事もそのひとつです。
書かれる文章の裏には、その人のインプットとアウトプットを積み重ねた人生の一部が詰まってます。

その歴史がわたしの今後を光射すだろう。
ここにあるサービスを買うことで、クリエイターとしても人としても成長するエネルギーをいただいてます。これは間違いなく。

お金にコントロールされる→お金をコントロールする
わたし自身これも課題のひとつとして、
今後も向き合い続けます。

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