かつての私の心理状態を知る~希死念慮~
ー希死念慮ー
ここ数年、一般の方が描いた“毒親”の漫画(blogやインスタなどに載せている)を読んでいる。
その中で“希死念慮”という言葉を初めて知った。
『え?私、この希死念慮は小学生あたりから抱いて生きている…』と思った。
そう、つまり、小学生あたりからずっと希死念慮を抱いたまま苦しんで生きているのが当然になっていた。
皆そういう苦しさを持って生きていると思い込んでいた。
今、ようやく普通の穏やかな生活を過ごして、“普通の気持ち”で生きている。
普通親育ちだと、そうそう希死念慮などならないということを身をもって知った。それなりに落ち込んだり悩むことはあるけれど、毒親育ちのように毎日が生きるか死ぬかビクビク怯えて生きることなどないのだ。
私は結婚前まで、ずっと希死念慮を抱いていたのだ。
幼稚園の時も、母親に八つ当たりされて苦しかったけれど、もっと希死念慮を抱いてひどい状態になったのは小学生から。しかも低学年から。
我ながらー
可哀想な生い立ちだな…。
私の母親はそんなことつゆしらず、今も私を恨んで生きているだろう。
これまでは私という八つ当たりのはけ口があったけれど、そのはけ口さえ失い、どう生きているのやら。
噂によると、職場で超浮いたまま、職場の人とも上手くやれずに、罵倒しながら働いているとか。
私をイジメ続けた次女も、私というイジメる対象を失い、あれだけ嫌っていた長女と連絡をとっているらしい。
人とはそう簡単には変わらないのだな。
環境が変われど、本質は変わらないまま、色々な欲望の対象を探して、自分の都合よく振り回す。
私も人のこと言えないけどね…。