123.【読書と私】㉝トリツカレ男/いしいしんじ:いわた書店選書から(10)デザートのような一冊 🛷🌲
いわた書店の一万円選書の10冊もとうとう最後の一冊となった。「トリツカレ」ということばが面白いタイトルの本。最近は文庫でもなかなかの厚さのものがあるが、これは160ページでタイトル文字の幅くらいの薄さ、軽く読めそう。実は他の本を読む合間に目を通していたが、ユーモラスな物語の感じに、「これはデザートだわ」と思い最後の一冊にしようと思った。
と岩田さんの著書に紹介されている。その真意は物語の中盤から後半にかけてのところになるか、「トリツカレ」が真価を発揮してくる展開が面白い。
ピュアなラブストーリーとあらすじには書かれている。童話のようなそんなお話。雪降るクリスマス近い時期にまたぴったりだったかも。
『賢者の贈り物』とか『シザーハンズ』とか、この時期に浮かぶストーリーーのように、来年この時期になると思い出しそう。
エンディングは「トリツカレ」なままに、微笑ましく読み終えられた。
いわた書店の10冊。到着より2か月かけて読み終えました。年内に楽しみきれた〜♪ また、反芻して楽しむのもあるでしょう。
ちなみに、これまで年1〜2回の募集時期で抽選だった、
いわた書店の一万円選書でしたが、
2025年1月からは常時受け付けとなってます。
これまで、当たらなそうだから…と遠慮されていた方、是非どうぞ
思わぬ本があったり、いろんな本が楽しめる選書
カルテという形で自分を伝えてのものですが
選者さんの人柄に触れるようなところもあります
私、道民なので いわた書店さん応援してます^_^
🌲おまけ🎁