しじみ |こころのpdfファイルを紡ぐ

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読書記録と思いつくままのエッセイを半身で綴っています。甘いものと珈琲を嗜む時間が好き。INFJ-A(-Tの時もあり)獅子座。ことば遊び好き。家族と人のことが何かと気になる性分です。言語聴覚士。平野啓一郎<<森絵都な年代。

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14.文章を食む

序:平野啓一郎さんに倣って、あとから添えた序文です。 そろそろ固定記事を設定しようと思った時に、迷ったんですが、私がnoteや読書を楽しむ基本線かなと思いこの記事に決定しました。 今回固定記事化にあたり、見出し画像も変更しましたが、最初の画像も気に入っていたので、文末に挿入しています。 noteで、職業としての作家でない人の文章を読むのが、こんなに楽しいなんて正直思っていなかった。(本当に失礼な話)そんな時、文章を読むことについて共感できる記事をみつけた。  黙読で本を読

    • 93.《詩》疑問詩

      なに?だれ?どこ?と  成長する子どもは 興味を持ち確認し なんで、なんで?と つきまとい問いを繰り返す どうして?と 疑問を抱く若者は 反語のように言葉を返し どちらにするか?迫られる なぜ?と大人は考えながら なぜかしら?わからないねと 先送りうやむやにする  疑問を持てと言われたと思えば なんでも聞くなと怒られる 疑問にこだわる人は道を切り拓き 疑問を疑問のままに持つ人は その意味に出くわす時がある how to ばかりを求める潮流と 質問が詰問になる

      • 92.【読書と私】㉓楽園のカンヴァス/原田マハ:巨匠の伝記ミステリー

        初めて読む原田マハさん。それまで知らなかったけど、名前を見かけることが続きその存在を知って読みたくなった。何から読めばと思いながら決めた一冊。蘊蓄は語れないけど、絵画は好きだから。 絵画の何がいいんだろうとふと思う。 美しさだけでなく、そこに注がれている時間、思い、そしてその絵画が過ごしてきた時間を感じられるからかな。 小中学生の頃は、やはりルソーやピカソの絵については、変わってると思うことはあった。こういうのが芸術っていうんだと釈然としない納得をしたり。だんだん個性につ

        • 91.最近思ったこと、つれづれ

          最近って、いつからいつまで?というのは置いといて 路地裏とは別に、何か吐き出したくなる時に訪れるコードネームって ないかなと思うことがある。あっても使わないかもしれないけど。 「王さまの耳はロバの耳〜」ではないけど、ツボの中につぶくように そんなネガティブなことばかりでなくても、 いいそびれてしまったことを 届くといいな、届かなくてもまぁいいかと思いながらつぶやくような いざ、書こうとすると出てこなかったり、もういいかなと思うことだったりするのですが。。。いやいや、こ

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        • 【読書と私】
          25本
        • 引用に感謝✨記事の連鎖:キャッチ&スロー(throw)
          15本
        • 今月のあとがき
          8本
        • 食べ物エッセイ
          4本
        • MBTI・16Personalities・INFJ
          4本
        • 季節や自然に向けたエッセイ
          6本

        記事

          90.《詩》秋の空を眺めて

          今までこんなにみつめてなかった 秋の空 雲がすーっと伸びて気持ちがいい 夏の空が油絵としたら 秋の空は色のついた水墨画か 水彩画と言うには何か違う 地球岬という場所がある その水平線のように 今日の空は丸い地球を感じさせる こんな模様のビー玉が好きだった スノードームの1アイテムの私は 閉じこめられた世界にいながら 晴れやかな心になる

          89.《詩》変わらないねっ

          変わらないねって言われて うれしいのと、うーんという気持ちになる 成長してないかな 人生過ごした渋みが滲み出てないかな その後に一言加わる 軸がある人だったんだ、って言われて そぉーお、と思う 最近行き交ったあの人もそういうことか 変わらないねって返した私の言葉には 少し嘘が混ざってる ひと苦労したよね。いろいろ疲れたよね。 だけど、変わらぬ心が見えたから お世辞でしょ、って思われてるかもだけど そう言わせてね 変わらないねっ

          88.【読書と映画と私】㉒幻の光:能登に思いを馳せて

          29年前の映画になるらしい(1995年) 8月2日からデジタルリマスターにて限定上映されている。もう終わりの方の上映かもしれない。(※HP見ると現時点で10月まで上映館ありました) 他の映画を観に行って偶然知った上映。ちょうど読書中の『宮本輝全短編集』の中で『幻の光』に差し掛かっていたところなのが奇遇なのと、収益から諸経費を除いた全額を輪島市に届けるということもあって、観に行ってきた。 下調べしてみると、何と是枝監督の長編デビュー作!出演者の顔ぶれがなかなか凄い。主演の江

          88.【読書と映画と私】㉒幻の光:能登に思いを馳せて

          87.トンボ初日〜秋だより〜

          出かける時に、トンボが一匹飛んでいるのをみかけました。 夜に鳴いている虫もいますが、トンボを見ると、秋だなって気がします。 でも、秋っていつから? 蝉も共演している今は、夏と秋が一つの椅子に腰かけあっているよう。明確な区切りなんてできない、季節もスペクトラム 虫たちが来年の準備をしている中、植物も準備をしていることに今年気づきました。隣の家のライラックに新芽が出ている。何年も見ている木なのに気づいたことなかった。これは私も、noteやって視点や感覚が広がったからですかね。

          87.トンボ初日〜秋だより〜

          86.嗚呼、振り回され恋愛新聞

          またまた懲りずに新聞ものです。興味ある方どうぞ。 ♬はじまりはいつも彼    byチャゲ&飛鳥(楽曲に詰みはないです) そして、伽羅さんが続くから。。。 とうとうやってしまいました。それにしても、今回はまた何とも言えない感じで… 記事するの迷ってました。なんだったら、月末の記事に「揚げ物しようと古新聞出したら出てきました」みたいな感じで入れようかなど、脳内会議してましたが、結局このタイミングで出します… まぁ、そうですね… というばかりで、コメントするポイントも気力も

          86.嗚呼、振り回され恋愛新聞

          85.モーニングnoteからモーニングノートへ

          目が覚めるとまずnoteを開いていくつか記事を読んで過ごしてから起きるのがいつしか習慣になっていた。 そんな時間も悪くはないけれど、「アーティスト・デート」に続いてというか、むしろこちらから取り組むものだった「モーニング・ページ」に取り組んでみようと思った。 モーニング・ページとは、 ページについては、2~3ページとあったり、3ページが目安だがこだわらなくてよいとも書かれている。お薦めはA4サイズとあった。 手書きで書くことや、その効能的なことは書かれているが、ここでは

          85.モーニングnoteからモーニングノートへ

          84⚪︎声楽発表会でマイナスイオンを浴びる

          短歌を嗜む友人のENFJは、歌う方も嗜んでいる。かくして呼ばれた発表会に行ってみました。 高級住宅街に位置するマンションはホールも抱えていてそこでの開催です。 受付でプログラムをいただいて、あらこんな選曲なのね、と知る。 同じく呼ばれていた顔みしりの方と席を選んで座ります。真正面の真ん中を陣取りました。 小さい子から始まって友人の出番。こちらがドキドキしましたが、友人の堂々っぷりは見事でした。歌も喉が開いているという言い方がいいのか、しっかり習ったこと使って発声している

          84⚪︎声楽発表会でマイナスイオンを浴びる

          83.ひやひやの移動と災害準備

          台風の動向にやきもきしたこの週末。ちょうどその辺の日程で子だぬきが旅行に行く予定があった。友だちと計画を立てていて、北と南から関西で合流のプラン。そこにもやきもきした話と災害準備の話です。 前日に、乗る新幹線について出た運転見合わせ区間が該当するのか聞いて来た。 全く…検索すれば何でも出来ると思っていそうで、こういうところがわかっていない。路線図見ればいいだけなのにね。検索してパッと出るの見てるから、地点から地点に飛んでくイメージなのかな。この便利さは私も享受しているけど

          83.ひやひやの移動と災害準備

          82.〈今月のあとがき〉#8 タンカタタン♪と4年間を想う夏 R6.8

          〜ちょっと長い前書き〜 最近、職場で結婚(正式にはいつなのか?)する子がいて(🎵タンターカタンですね♡またはタタタターンかな)ウェディングフォトを思い出の学校で撮影したとのこと、一部スマホで見せてもらえました。階段や教室で撮ったショット楽しそうで素敵でした。階段がいい雰囲気の舞台となっていて、学校のカイダンとはもちろん違いましたね。私は幸い学校は不適応でない方でしたが、階段と言えば、人があまり来ないような階段は、抑えられず出てきた涙をひっこめるべく佇む場所だったことはありま

          82.〈今月のあとがき〉#8 タンカタタン♪と4年間を想う夏 R6.8

          81⚪︎性格新聞そっと出し

          この記事は親愛なるINFJのu1さんと伽羅さんに捧げます。 ご興味ある方も良かったら見てください。 文章の書き方で、特定の誰かに向けて書くと良いとみたことがある気がするからというのは、予防線で、私の性格新聞って面白いかな…という心配があるからのこんな書き出し。 u1さんは別として、伽羅さんが参入したのでいよいよ私も出さないとと、これはあり得るかわからない仮想INFJオフ会構想委員会(非公式)を考える会(考えてばかり)に向けての一資料となるかと、開いては閉じてを繰り返してい

          80.夏の終わり

          森山直太朗だったら、“さくら”より“夏の終わり”が好きかなとふと思った。開けっぱなしだった窓から朝の冷気を感じるようになった日。 歌詞を引用するために検索したら、本曲は反戦歌だとあった。 「本当は、このような曲が生まれない世の中が一番いい。」と 8月6日、9日、終戦記念日、 沖縄戦を思うと夏ばかりのことではないのだけど、夏は一番戦争のことを意識する機会の季節 風化させない、同じ轍を踏まないように、たいそうなことは出来ないけど、切ないメロディーを噛みしめながら、知らない気づ

          79⚪︎お試し「アーティスト・デート」

          突然なる「アーティスト・デート」なる言葉 『新版 いくつになっても、「ずっとやりたかったこと」をやりなさい。』 に出ている創造性を広めたいと願っている人のための四つの基本的なツールの一つ。端的には上記のような表現だけど、その行い方や良さなどがありありと記されています。いわゆる自己啓発系の本になるのかな。こういうのばっかり読む気はないけど、やっぱり好きですね。 第二の人生を多少なりとも意識しているので、「〇歳からの…」とか「〇代に…」などの本もついつい見てしまいますが、具体

          79⚪︎お試し「アーティスト・デート」