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『ドリーミン・ワイルド 名もなき家族のうた』

監督:ビル・ポーラッド
出演:ケイシー・アフレック

実話が題材。

ワシントン州の田舎町。
1600エーカーという
広大な農場を営む家庭で生まれ育ち、
音楽に青春を捧げる
ジョーとドニー兄弟。

彼らの才能を信じてやまない父は、
敷地内に音楽スタジオを建て、
二人のアルバム
「ドリーミン・ワイルド」の制作を応援。

このアルバムは二人の、
いや、家族みんなにとっての自信作だったが、
結果的に
世間の注目を集めるまでには至らず、

家族の夢は夢のまま、
その終わりを迎えた。


それから30年たったある日。
「ドリーミン・ワイルド」
思わぬ形で日の目を見ることとなる。

これはドニーだけでなく、
兄と父(母)の愛の物語でもある。


ドニーではないが、
私にも心に蓋をして
見ないようにしている感情がある。

だから
ある意味ベタなラストにもぐっと来た。
父の愛もまた素晴らしい。


ケイシー・アフレックの出演作品は
結構ヘビーな内容が多い印象。

今作も、
華やかさのかけらもないが良き。

映画パンフは正方形で小ぶりサイズ。
歌唱シーンはケイシーのブレスを入れて
ケイシー自身が歌っているように調整したとのこと。


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