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あらゆるものからインプット

美術館に行くことはありますか?

私は先日、上野にある
国立西洋美術館のモネ展へ行ってきました。

モネを知ったのは私が小学生のとき。
芸術好きな叔母から
「ゆうこちゃんの描く絵はモネみたいだね」
と、モネの絵画集をプレゼントしてもらったのが
きっかけです。

もともと絵を描くのは好きだったけど
私が好んでよく描いていたのは
空や原っぱなどの風景ばかり。
上手に描くというより、
いろんな色を使って表現するのが好きでした。

モネの絵を見た時
淡い色で描かれた風景や
幻想的な色使いがとても印象的で、
たぶん叔母はそういう風景や色づかいが
私の描く絵に似てると思ってくれたのかもしれません。

いわゆる印象派と呼ばれる絵画は
リアルな表情やディテールを細かく描写した絵とは違い、
色彩や光を抽象的に表現していて
曖昧だけど心に残るような絵。

私にとってモネの絵は
色使い、光の表現の方法を
教えてくれた最初の芸術でした。

上野の西洋美術館
小さい頃からよく親と来ていました。

それから美術館に行ったり
博物館や展示会に行くのが楽しくなり、
そのうちに映画や写真にもはまり
たくさんの芸術に触れる機会が増えたことで
私の感性が育てられていったと思います。

とはいえ、感性を磨くために
わざわざ美術館に行ったりしなくても大丈夫。

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私が今、写真を撮ることが好きだったり
美しいものやかわいいものが好きなのも、
普段何気なく目に入るものから
たくさんの影響を受けて
感性を磨く訓練のようなもの。

情報が多ければ多いほど
意識してインプットすればするほど
感性は磨かれていく。

私の選ぶものが素敵だねとかおしゃれだね、
と褒めてもらえるのも
あらゆるいろんなものから
インプットしているからなんです。

私がカフェに行くのも感性を磨くため

何気なく流れてくる広告、SNSの投稿、
雑誌やお店のインテリアやレイアウト。

普段目に入るものからの情報から
素敵だな、と思う瞬間を感じとってみてください。

そういった日々の情報から
いざ写真を撮るときに
被写体の構図、光の当たり方、色味、
すべてに生かされてくるんです。

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