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あらゆるものからインプット
美術館に行くことはありますか?
私は先日、上野にある
国立西洋美術館のモネ展へ行ってきました。
モネを知ったのは私が小学生のとき。
芸術好きな叔母から
「ゆうこちゃんの描く絵はモネみたいだね」
と、モネの絵画集をプレゼントしてもらったのが
きっかけです。
もともと絵を描くのは好きだったけど
私が好んでよく描いていたのは
空や原っぱなどの風景ばかり。
上手に描くというより、
いろんな色を使って表現するのが好きでした。
モネの絵を見た時
淡い色で描かれた風景や
幻想的な色使いがとても印象的で、
たぶん叔母はそういう風景や色づかいが
私の描く絵に似てると思ってくれたのかもしれません。
いわゆる印象派と呼ばれる絵画は
リアルな表情やディテールを細かく描写した絵とは違い、
色彩や光を抽象的に表現していて
曖昧だけど心に残るような絵。
私にとってモネの絵は
色使い、光の表現の方法を
教えてくれた最初の芸術でした。
![](https://assets.st-note.com/img/1738469111-ZTsXweIUCPOijBE4GQLSl8co.jpg?width=1200)
小さい頃からよく親と来ていました。
それから美術館に行ったり
博物館や展示会に行くのが楽しくなり、
そのうちに映画や写真にもはまり
たくさんの芸術に触れる機会が増えたことで
私の感性が育てられていったと思います。
とはいえ、感性を磨くために
わざわざ美術館に行ったりしなくても大丈夫。
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私が今、写真を撮ることが好きだったり
美しいものやかわいいものが好きなのも、
普段何気なく目に入るものから
たくさんの影響を受けて
感性を磨く訓練のようなもの。
情報が多ければ多いほど
意識してインプットすればするほど
感性は磨かれていく。
私の選ぶものが素敵だねとかおしゃれだね、
と褒めてもらえるのも
あらゆるいろんなものから
インプットしているからなんです。
![](https://assets.st-note.com/img/1738469323-gy8hU1DaLBesbmXxMzGpAoO0.jpg?width=1200)
何気なく流れてくる広告、SNSの投稿、
雑誌やお店のインテリアやレイアウト。
普段目に入るものからの情報から
素敵だな、と思う瞬間を感じとってみてください。
そういった日々の情報から
いざ写真を撮るときに
被写体の構図、光の当たり方、色味、
すべてに生かされてくるんです。