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【育児日記】ボキャブラリー増加中!
こんにちは!エルザスです。
このところ、うちの子のボキャブラリーが急増しています!
ちょっと列挙してみます。
あこっ……タコ
パーカッ……パトカー
あっこ……抱っこ
ラッコ……トラック
やったー!…やったー!
あも!……芋
うま!……馬
びーびーび!……テレビ
「パカッ」から派生したもの、「はっぱ」から派生したもの、「できたー」から派生したもの、そして新たに覚えたもの。
割と綺麗に分類できる気がします。
言語を学習していくプロセスが見える気がして面白いですね!😆
【ちょっと雑学】
突然ですが、ノーム・チョムスキーの「普遍文法」理論をご存知でしょうか?
子どもは生まれながらにして、あらゆる言語を習得できる基本的な枠組みを備えている、という理論です。
子どもは極めて短期間で言語を習得しますが、これは膨大なデータを新たに処理するのではなく、脳にプリセットされた基本的枠組み、すなわち「普遍文法」を調整するだけで済むためだといわれています。
普遍文法は「普遍的な原理」と「可変的なパラメーター」で構成されます。
普遍的な原理: すべての言語に共通するルール(例: 文は主語と述語を持つ)。
パラメーター: 言語ごとの違いを決定する設定(例: 語順が「主語-動詞-目的語」なのか、「主語-目的語-動詞」なのか)。
日本語と英語を例にすると、
普遍的な原理: 両言語とも、動詞は名詞と関係を持つ。
パラメーター: 日本語は「主語-目的語-動詞」(私はりんごを食べます。)、英語は「主語-動詞-目的語」(I eat an apple.)という語順を採用している。
子どもは言語に触れることで、このパラメーターを自然に調整し、自分の母語に合った文法を使えるようになるそうです。
まあ、チョムスキーの普遍文法理論はけっこう昔に唱えられたもの(1957年に公表)なので、その後「環境や文化の影響を過小評価している」という批判を受けたりしてします。
いずれにせよ、言語の習得のためには子どもを取り巻く言語環境が豊かであることが重要です。
それにしても、子どもがどんどん新しい言葉を覚えていく姿は、本当に驚きと喜びに満ちています🥰
普遍文法の話にもあったように、子どもの脳には生まれながらの「言葉の才能」が備わっていますが、それを引き出すのは、私たち親や周囲の温かい言葉がけや環境づくりです。
日々の語りかけ、絵本の読み聞かせ、子どもが聞いている中での夫婦の対話などなど、子どもが楽しく言葉を覚えられるような環境づくりを、少しずつでも意識してやっていきたいと思います!
ではまた!