【雑感】NEC、男性の育休取得拡大へ 事前計画提出で10万円支給
こんにちは！エルザスです。
嬉しいことに、男性の育休取得促進についての新聞記事がまた出ていました。
NECは社員本人または配偶者が出産予定の場合、準備向け手当金として子一人につき10万円を支給する施策を始めた。
事前に育児休業計画シートを提出することを必須とし、育休取得を促進する。
現状は約70%にとどまる男性社員の育休取得率を2025年度に100%にすることを目指す。
新施策は10月から始めた。社員は育休シートで育休をいつ取得するかなどを明記する。
出産前から育休取得の計画を立てれば、10万円がもらえるという施策です。
育休取得に向けた強力なインセンティブになりますね。
コレ自体は良い流れだな〜と思うのですが……
記事を読んでいてびっくりしたのが次の一文です。
男性社員の場合はこれまで、配偶者の出産を会社に事後報告するケースも多かった。
そんな非常識なことある？！😳
私が妻の妊娠を知ったとき、会社にどのタイミングで報告すべきかネットで調べたら「安定期に入る頃が良い」というのが常識のように出てきたんですが……
そもそも子どもが生まれたら、たとえ育休を取らなくても会社内で手当やら扶養やら様々な手続きがあるはずで、それを事後報告されたら総務部署はたまったもんじゃないですよね😂
人事運用上も子どもの有無は色々な面で検討要素になるでしょうし🤔
さらに22/4月からは、「労働者へ育児休業・産後パパ育休制度と育児休業取得促進に関する方針を周知」することが法律で企業に義務付けられています。
その過程で会社側も男性社員に「配偶者の妊娠がわかったら適宜のタイミングで前広に会社に教えてね」くらいのことは伝えそうなものですが……
本当に事後報告していたとしたらその社員も、それがまかり通っていたNECもけっこうヤバい気がします。
天下のNECともあろうものが、本当に事後報告していたとはにわかには信じられませんが……
しかしそんなことを考えているうちに、この記事をどこまで信じてよいのかわからなくなってきました……
追記
しかし問題の文章、よくよく読んでみると「妊娠を事後報告」ではなく「出産を事後報告」となっていますね。
予定日とかは会社に事前に報告しておくけど、出産自体は、そりゃあ生まれた後に「生まれました！」って事後報告するのは当たり前だよなぁ……🤔
結局何が言いたいんだこの文章は…？
以前紹介した「電車・バスもジェンダー政策」の記事↓もそうですが、「最近の日経新聞の記事のクオリティ大丈夫か？」と思ってしまいます。
男性の育休取得が進むのはウェルカムだけど、本題と関係ないところで色々考え込んでしまったエルザスなのでした。
ではまた！