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東大生が読書感想文の攻略法を考えてみた。

こんにちは!国語力専門個別指導「ヨミサマ。」です!

夏休み、始まりましたね!
夏休みと言えば、読書感想文が宿題で出る人も多いのではないでしょうか?

しかし、読書感想文の書き方は、習っていないと難しい…
私は夏休みの最後の日まで残してしまい、泣きながら書いた記憶があります(しかもどんな内容を書いたのかは一切覚えていません(笑))

そんな羽目にならないよう、ここでは、読書感想文を書き進めるための4つのコツを紹介していきます!

コツ1:構成を意識する


読書感想文は、文字数制限が設けられていることも多いと思います。
例えば、原稿用紙3枚まで、などですね。
これを、初めに大きく3つに分けてしまいましょう!文章全体を「はじめ・なか・おわり」の三部構成にします。

「はじめ」は読書感想文の導入部分です。これから書く内容を簡単にまとめて説明します。
「なか」は読書感想文のメインになる部分です。本を読んで、「主人公はこういう気持ちだったと思う」など、思ったこと、感じたことを書いていきます。
「おわり」は感想文のまとめになります。文章で広げたことから、何を学んだ、これからこうしていきたい、ということを書きます。
比率としては、1:2:1が目安になります。これを意識して書いていくと、バランスがよくまとまった感想文に仕上がります!

コツ2:印象的なタイトルにする


タイトルは、自分が伝えたいことを一言で表現できる部分です。内容を読んでみたいと思わせるようなタイトルを目指しましょう!
読書感想文というと、「○○を読んで」というタイトルが思い浮かぶ人も多いかと思います。わかりやすいタイトルではありますが、内容に何が書いてあるか、書き手が何を伝えたいのか、ということはタイトルからはわかりません。
そこで、一工夫して読者を引き付けるようなタイトルにしましょう!
例えば、本のテーマを取り入れて書くという方法があります。
「夢を諦めないことの大切さ」「感謝の言葉で伝わる思い」などです。これだけで、どのような内容なのかが簡潔に読者に伝わり、中身に興味を持ってもらいやすくなります!
タイトルは感想文の入り口になるものです。読者を中身に誘導できるようなテーマを考えられるといいですね!

コツ3:自分の経験と結び付ける


印象的だった部分を自分の経験と繋げると上手な感想文になります!その時考えたこと、感じたことを思い出して書いてみましょう。3つのパートの「なか」にあたります。
本を読んでみて、自分にも同じような経験があったな、と思うことはありませんか?自分がその経験をしたときに何を感じたか思い出し、本の登場人物と比べて書いてみましょう。
もしあてはまる経験がなければ、想像でも大丈夫です。自分が同じ立場だったらどのように感じ、どのような行動をとるか?それは本の登場人物と同じか?違うならなぜ違うのか?といったように、登場人物の立場に自分を重ねてみると話を広げやすくなります。

コツ4:今後に活かせることを探す


本を読んで、今後自分の生活に活かせそうなことを探します。3つのパートの「おわり」にあたります。
本を読むという1つの体験を通じて、自分の中で感じた考え方や気持ちの変化を考えてみましょう。
1冊の中で、登場人物の心の移り変わり、成長を感じられるかと思います。それを意識しながら、登場人物がこう成長していたから自分も見習いたい、登場人物が学んだことから自分はこうして行きたい、といったように、登場人物と自分を重ねて考えると書きやすくなります!

今まで読書感想文に苦手意識があった人も多いかと思います。しかし、簡単なコツをつかむだけで魅力的な感想文にすることが可能です!これら4つのポイントを意識することで、感想文が一気にレベルアップすること間違いなしですね!

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