【私が採用担当になった理由】中小企業の新米人事〈note日記〉
新卒採用の具体的な取り組みをお伝えする前に、まずは私がどういう流れで人事になったかのお話をさせてください。
いかに私が採用に対して知識のないまま担当者になってしまったか、がお分かりいただけると思います。
転機はコロナの流行
新卒で入った会社を2年で退職し、人材系の会社に営業として入社。
初めての業界に慣れないながらも、2年目の冬には業績表彰され、営業として着実にキャリアを築いていた最中。
2019年冬のことです。
ご存じの通り、コロナウイルスの流行が世界に衝撃を与えました。
私の事業部は主に宿泊業界への人材紹介・派遣を主力としていたため、過去に例がないほどの大打撃を受けました。
出勤は時短どころか日数まで減らされ、社員の退職も相次ぎました。
記憶しているだけでも、6名以上が辞めたと思います。
私自身もキャリアをどう転換するか悩んでいた中、管理部長からの一言で人事の道を歩むことになります。
キャリアの分かれ道
ある日、管理部長から呼び出され驚きの提案を受けることになります。
「このまま営業として置いておけないので、異動・出向・退職の中から1つ選んでほしい」という内容でした。
まさか自分が、とはこのとことです。
慌てて就職活動を開始するも、マネジメント経験もない私にとってえり好みできる状況ではありません。
通らない書類選考に焦り「なにか専門性を身につけたらどうだろう」と考え、安易に社労士試験の勉強を始めたりしました。
私はとても見栄っ張りな人間です。
なにか努力していることを周囲にアピールしたくて、重たいテキストをわざわざ持ち歩いては、「社労士試験の勉強をしている」と言いふらしていました笑
見栄っ張りが功を奏す
ところがこの見栄っ張り、思わぬ方向に私を導くことになります。
勉強していることを耳にした管理部長から、「本部」へ転籍の声がかかったのです!
※当時会社はホールディングス化したばかりでした。
これ幸いにと、二つ返事で転籍を承諾しました。
転籍後数か月は労務系の業務に取り組んでいたのですが、またここで管理部長から驚きの提案を受けるのです。
それが、「来月から新卒採用やってもらうから」でした。
次回では、会社がなぜ新卒採用を始めたのかという経緯をまとめていきます!