みつる

大学生です。エッセイ専用アカウント。エッセイ執筆の修行僧。

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散歩エッセイ集を作りました!(素人の趣味の延長線)

自分で1から、エッセイ作りに挑戦してみました! 文字を書くことが好きでnoteを始めたのですが、好きが高じてエッセイ集を作るに至りました。 作成したエッセイ集のタイトルは、、、 「逍遥(しょうよう)」です! タイトルの「逍遥」の意味は以下の通りです。 テーマは、「散歩しながら考えたこと」について。 以下、エッセイ集「逍遥」の目次になります。 このアカウントでは、「イマジナリー東京」「名古屋散歩とマッドマックス」「祖母と万歩計」の3本、エッセイを投稿します。「まえ

    • 夜の冒険【エッセイの、ようなもの】

      僕には、深夜に街を徘徊する趣味がある。 今日は、街の中心から外側へ向かって歩いた。線路に沿って西へ進む。アスファルトが砂利に変わり、街灯のLEDが蛍光灯に変わる。小学生の時、村の街灯を祖父と一緒に交換した記憶が蘇る。正面からの生暖かい風が、僕の髪をそっと撫でる。まだ5月だからか、ときおりひんやりした空気の塊が僕の手首にぶつかり纏わりつく。草が生い茂り過ぎて、膝が隠れ、どこが地面なのか見当がつかない。踏切を渡り、快い田園が眼前に広がる。十三夜の月が田んぼの水面に反射する。ポケ

      • 焦りと眠り【エッセイのようなもの】

        朝、眠りから覚めるとき、覚醒するまでにタイムラグが生じて、意識が細長いトンネルを全速力で駆け抜けていると錯覚する時が稀にある。それは、不思議と不快に感じない。起きた瞬間は、不快どころか、すこし気持ちの良さまである。 一方で、汗だくになるほど寝起きの悪い瞬間もあったりする。まるで高層ビルの屋上から突き落とされたようで、体に重力を感じ、地上に背中を引っ張られ、空中だから何もしがみつくものがなくて手足をむやみやたらと振り回す。あ!地面とぶつかる!その瞬間に目を覚ます。背中から布団

        • 【エッセイ③】祖母と万歩計

          最近、歩数計を購入した。歩数計とは、歩く振動を測定し、歩数として自動的にカウントしてくれる装置のことだ。散歩が趣味と言いつつ、健康のために歩いてんじゃないからと今まで気にも留めなかった。 先日実家に帰った際、祖母が腕時計型の歩数計を使っているのを見かけた。見ていたら、なんだか自分も欲しくなってきた。祖母の使っている歩数計は山佐時計計器製で、商標名で万歩計と呼ぶらしく、生協のカタログで購入したそうだ。「万歩計」や「生協」という響きが懐かしくて、くすぐったい。小学生の頃に戻った

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        散歩エッセイ集を作りました!(素人の趣味の延長線)

          【エッセイ②】名古屋散歩とマッドマックス

          一人旅で名古屋へ行ってきた。四月二十一日はあいにくの雨。春休みでも何でもない日曜に訪れたので、滞在時間は五時間にも満たなかった。 というのも、とある漫画に影響されて居ても立っても居られず名古屋行きを決行したためである。その漫画は、ホテル紹介と人間ドラマがテーマの『おひとりさまホテル』。一八話にて、名古屋テレビ塔の一部がアートホテルとしてリノベーションされていることが触れられていた。 「観光タワーの一部がホテル?なんそれ!!」 タワーの一部がホテルであることも、アートホテルと

          【エッセイ②】名古屋散歩とマッドマックス

          【エッセイ①】イマジナリー東京

          大学2年の春休み、一人旅で東京へ行ってきた。 メインの目的は好きな芸人さんの東京ドームライブ。頼りにしていた友人が就活で予定が読めないとのことで、人生初めての一人旅となった。日曜の午後から二十一時までライブがある。春休みだしどうせならと、火曜日までの2泊3日で東京に滞在することにした。旅行の数週間前、グーグルマップでカフェやら観光スポットやらを探してみる。あっちこっちに美味しそうなお店やお洒落なショップは見つかる。でも、情報量が多過ぎて逆にどこへ行ったら正解なのか分からない。

          【エッセイ①】イマジナリー東京

          エッセイ書くの難しい。今のところ駄文、駄文、駄文の連続。ホームランは常に頭の片隅にあるけれど、1割打者として頑張る。

          エッセイ書くの難しい。今のところ駄文、駄文、駄文の連続。ホームランは常に頭の片隅にあるけれど、1割打者として頑張る。

          【エッセイ】ミスドに1人で入れる人間になりたい

          皆さんは1人で、ミスドに入れますか? 私は入れません。なので、1人で入れる人を陰で崇め奉っています。 前から、Twitterでミスドの春の新作や濃い抹茶シリーズが話題になっていたので、今日も買おうと試みたんですがダメでした。代わりにスーパーに売っている100円以下の安い作りのポンデリングとオールドファッションを買いました。(スーパークオリティだと侮っていたんですが、意外と美味しかったです。) ミスド以外にも、 日高屋、マクドナルド、スタバ、一蘭、回転ずしチェーンなんか

          【エッセイ】ミスドに1人で入れる人間になりたい

          【エッセイ】土曜午前のお花見が人生で1番美しく咲いて見えました

          お花見の季節ですね。 私は桜を見ると、高校生の時、部活の練習前に友人たちとお花見をしたことを思い出します。 土曜日は、いつも午後練で午前中が空いてたんです。 なので、仲の良い部活の友人2人と朝早くに学校に集まって、教室でダラダラだべるのが毎週の楽しみでした。 私の高校は、メインのグラウンドとは別に、校舎裏にちっちゃいグラウンドがあったんです。そこの端の方に一本だけなぜか桜の木が植えてあって、そこで3人で花見をしようという話になりました。 1人が登校する道中に団子屋が

          【エッセイ】土曜午前のお花見が人生で1番美しく咲いて見えました

          【エッセイ】ミーハーなんだよなぁ

          「ミーハーなんだよなぁ」 3月下旬。寂れたアパートの一室で、そう独りごちる。 エッセイを書く練習としてつい先日、このアカウントを作った。大事な1本目。何から書き出せば良いのか分からず、とりあえず家にあったエッセイ本をパラパラめくる。 オードリー若林さんの『ナナメの夕暮れ』。 久しぶりに読んだが、相変わらず面白い。若林さんらしい、斬新な視点から繰り出される発想の数々がとても刺激的だった。それに加えて、芸人さんらしい的確なツッコミとテンポのいい合いの手が心地良い。 僕が

          【エッセイ】ミーハーなんだよなぁ