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私は恵まれている方なのかもしれない

娘とお別れしてから、約5ヶ月が経過。

どこかのサイトには、大切な人を失ってから約6ヶ月までが1番辛い時期だと書かれていて、その6ヶ月と、1年位で、うつ病等になる確率が高いと書かれていた。

現状、私はまだまだ辛い6ヶ月以内にいる。

私は、何とか【腑に落ちた期】で止まっている。

娘に話し掛けない日はないし、時に涙も流す。
安定剤も増やしたり、減らしたり。
1人で外に出るのは、まだまだ怖いと思う事も多い。

それでも、落ち込み過ぎる事なく、明るくいられる時間も長くなってきた。

かなり早い段階でそうなっていられるには、環境もあるのだと思った。

1 親類との繋がりがほとんど無い
2 旦那との和解し協力出来ている
3 前年の父の死からの学び
4 従兄弟が葬儀屋という安心感
5 私が管理している父母の仏壇とお墓がある
6 息子の存在
7 何でも相談出来るクリニックがある(内科)
8 娘さんを病気で亡くした叔母の存在

乗り越えるという事じゃなく、どうやって整理していくか…。という作業みたいな中で、この色々な事が自分の助けになってくれたのだと思う。

あとは、娘が何も残さなかった事。

恨み言の1つでもあれば、まだ身動きは取れてなかったかもしれない。

でも、一緒に旅行に行く約束、資格を取ろうと思って勉強していた事、油絵を習い始めた事。

前向きな気持ちではあったと思う。

見え隠れする、心の揺らぎの中で衝動的な行動だったからこそ、何も残さなかったのかな?と。

こちらは、勝手にそう思うしか無い。という現実もある。

だからこそ、不安の無い世界でのびのびと暮らしているに違いない。と思わせてもらえる。

新たな感覚としては、娘は自立したのだと考えている。
今まで怖くて私に頼っていた分、1人で出来る姿を見せようとしているのだと。

だから、私は邪魔しちゃいけないと思う。

そういう感覚でいると、自分が納得出来るのだ。

しかし昨日、何故か娘が卒業した中学校から着信が入っていた。誰からか聞いて、元担任が電話してきたのか?

突然、気持ちがザワザワ〜っとしてしまった。こういう事に動揺する自分にも初めて気が付いた。

だから、自分はいかに落ち着いた環境で過ごせていたのかと、実感した。
そして、何とかなっていると思えている。
突然の違う方向からの衝撃には弱い事を知って、まだ落ち着いた…とは言えないのだと思った。

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