涙の後で…
昨日は何をしても涙が出まらなかった。
このままパニックに入るかもと思った私は、思わず旦那に電話をした。
慌てた旦那は、仕事をリモートに切り替えて急ぎ帰ってきてくれた。
その優しさにまた涙が出た。
パニックになる事は無かったけれど、明るい時間帯はほぼ泣いていた。
落ち着いてきた頃に、ちゃんと俯瞰で自分と向き合った。
私は娘の死から今まで、号泣する事は無かった。
それは、旦那の方が取り乱していて、1週間程は錯乱状態。泣いてる場合では無かった事。
家に帰っても息子がいて、旦那が錯乱状態の上、私まで泣き崩れたら困らせてしまうと思ってしまった事。
時々、お風呂とかでこっそり泣いて、一旦仕舞っておいた涙達。
今週は納骨をした。
それは、入棺や火葬と同じ位、お別れの儀式的なもの。
我が家は無宗教故、怒る方もいるかもしれないが、御坊さんに御経を読んでもらう事もしなかったし、納骨も私の手でやっただけに過ぎない。
だからこそ、2人で向き合ってきた時間をちゃんと自分の手で閉じ終えた。
閉じ終えたからこそ、仕舞っておいた涙が溢れてきたのかもしれない。
親として、子供の事を思い、見送る。
私は弱い。
弱いからこそ、外に出せなかった。
笑顔でいたかった。
いっぱい泣いて、疲れて果てて夜は眠った。
また溢れてきてしまう日が来るかもしれない。
でも、そうじゃない日は笑顔でいたい。
朝ご飯をもりもり食べる息子の後ろ姿を見て、「朝から良くたべるね。元気でよろしい!」と思い、笑顔になる。