母走り、母笑う
「手羽元肉の大安売り」初めはただ、それだけの事でした
最近は家計の節約も本気度を上げていて
わが家の家族イベントは、年々規模が小さくなって来ています。
ですが、どんなに規模が縮小されても
「家族の為に何かできないかな・・・」という気持ちはずっと同じです。
そこで「手羽元さん、ありがとう!」ということで
たっぷり3軒分買い込みました。
何はなくとも「皆が平和になる唐揚げ」を作りましょう。
・・・と言っても、なんてこと無いお子ちゃま味の唐揚げで
私の母直伝の漬け込み型です。
生姜やニンニクなどの大人の隠し味は無し
お醤油、お砂糖、味醂、お酒で2日ほど漬け込みます。
そして今朝から、ひたすら揚げ続けました。
長女には冷凍してランチ用に
次女とオムコ様には夕食用に
そして主人にもたっぷりと。
唐揚げだけでは空腹は満たされまいと
副菜とお弁当を作り、次女宅へ自転車で走りました。
朝晩、自転車で切る風はとても冷たくなりました。
とても坂の多い娘たちの家までの道を
ヨイショ、ヨイショと母は自転車を走らせます
後ろに乗せたスープが揺れないように。
そして体がポカポカ暖まった頃に着きました。
これで多分、今夜は夕食準備はせずに済むはず・・・
主婦は外食か、旅行にでも行かなければ、丸一日のお休み無いしね!
まだ温かい唐揚げたちを届けて、帰りの自転車をこぎながら
「こんな時間が好きだなあ・・・」と思わず呟いていました。
スイッチを入れて、頭をフル回転させて報酬を頂く仕事もやり甲斐のある事
でも、こんなふうに何もスイッチをいれず
心を使って何かを伝える作業も、気持ちがとても豊かになっていきます。
どちらも、自分に出来る事があるということは、とても有り難いことですね
改めて、高くなって来た秋の空の下で、そんなことを考えました。
ラッピングをほどいた次女の
「今日の夕ご飯、楽しみすぎ!」のLINEの文字・・・
母はまだ、がんばります!
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