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精神病院に入院してしまった忘備録7

精神病院に入院してしまった忘備録7


週に1〜2回ほどある先生の診断の際に言われた事がある
「入院のメリットはいろんな薬を試せる事でもあるから」と言う発言。
薬、試しましたか、先生?

保護入院の為、全く意思に返さない入院生活をとても頑張ったと思う。
人生変わってしまったし。

しかし、今副作用に困っている中この言葉がとても引っかかる。

約50日間の入院で薬変えたのなんて2回ですよね?しかも「○○だから〇〇なの」という断定な言い方を優しく言葉を変えて、反論できない話し方に持って行かれて、思考が落ちている私は何も言えませんでしたよ。

全てが自分の意思で進めなかった事は大人になって初めてだと思う。
緊急搬送された病院で保護入院を決められてしまった。
もう少し私に冷静さがあれば、自分自身にまともな頭があれば。

先に先生の会話でも書いたけど、自分の弱さのせいですね。
今までの人生しかり、と思ってしまう。

手足を拘束されて、名前の説明もない注射を打たれて、こちらも副作用の説明がない薬を延々飲まされて。何も考えられない人間の出来上がり。
ここから立て直していくための忘備録でもある。

動きづらい指で拙い文章を打っていきましょう。なんだか名前のつけられない、不安という言葉だけで片付けられないソワソワするような、焦るような、寂しいような気持ちを今も抱えて。

悔しくて、悲しくて、本当はのたうち回ってしまいたいくらいだけど、
「もう仕方がない」。
30歳過ぎて、一番嫌いな言葉を一番多く使って自分を納得させている気がする。

でもこれも仕方がない。

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