母365_知的・発達障害の育児

3歳の息子は知的、発達障害(診断待ち)、内部障害の医療的ケア児です。 母はFP2級・相続終活専門士。相続なんでも相談センターにて相続相談などのコーディネーターをしています。 親亡き後について研究中。誰か1人でも、お役に立てればいいなと思って書いています。

母365_知的・発達障害の育児

3歳の息子は知的、発達障害(診断待ち)、内部障害の医療的ケア児です。 母はFP2級・相続終活専門士。相続なんでも相談センターにて相続相談などのコーディネーターをしています。 親亡き後について研究中。誰か1人でも、お役に立てればいいなと思って書いています。

最近の記事

親なきあとに備えて〜定期的にお金を渡せる生命保険信託とは?

こんにちは。 FP2級・相続終活専門士の母365_です。 私の子は知的障害、発達特性あり(診断待ち)、体も生まれつき難病で医療的ケアが必要です。 親なきあとがいろんな面で心配です。 なかでもお金を管理できるようになるのか、どれほどの知的能力になるのか。。。 このブログでは、障害児者の親なきあとのために、どんな対策があるのかご紹介しています。 さて、さっそく今回の本題に入ります。 金銭管理の難しい子へどうやってお金を残すか? 大きなお金をお子さん名義で貯金するのは次の

    • 親なきあとに備えて〜成年後見人制度と信託制度

      FP2級、相続終活専門士の母365_です。 私の息子3歳には、知的障害・発達障害・内部障害があります。 親なきあとの記事をいくつか書いてきましたが 今回最も気になっていた、成年後見制度と信託制度について見てみたいと思います。 うちは使わなければならない確率が高そうです。 そして安易に使うと後悔しかねないこわい話が検索するといっぱい出てくる・・・ そんな理由からこのnoteを書いてみます。 みなさんはどんなイメージをお持ちでしょうか。 今回は、ざっとイメージを掴む目的でこ

      • 親なきあとに備えて〜自筆証書遺言か、公正証書遺言か

        FP2級、相続終活専門士の母365_です。 知的障害や発達障害を持つ子の親亡きあとに備え、遺言の必要性をこちらのnoteで書きました↓ 今回は、遺言の作成方法として 「自筆証書遺言」「公正証書遺言」について解説していきます。 自筆証書遺言とは ・手書きの遺言書。 ・誰にも知られずに1人で作ることができる。 ・ほとんど費用がかからない。 ・不備があった場合、無効になるリスクがある。 ・遺言者が亡くなったあと、遺族は偽造を防ぐため家庭裁判所で遺言の中身を確認する手続き「検認」

        • 親なきあとに備えて〜遺言が必須な理由

          FP2級、相続終活専門士の母365_です。 私には知的障害・発達障害の息子がいます。 私もそうですが、知的障害・発達障害のお子さんをお持ちの親御さんは、「親が死んだらこの子はどうなってしまうんだろう」と思われることと思います。 親が死亡したとき 相続の手続きが必要になります。 遺産分割協議何も対策していない場合、相続人が複数の場合はどのように財産を分けようか決定する「遺産分割協議」が必要になります。 「実印おさなくちゃいけない」 「印鑑証明つけなくちゃいけない」 「そ

          親なきあとに備えて〜障害者扶養共済制度を活用しよう

          障害のある子供に財産を残す方法の一つとして 障害者扶養共済があります。 この制度は、都道府県・政令指定都市が条例によって実施している公的な制度です。 障害者を扶養している保護者の連帯と相互扶助の精神にもとづき、障害者の生活の安定の一助と福祉の増進、将来への不安の軽減を図る目的で生まれました。 この記事ではこの障害者扶養制度について解説します。 制度の概要①障害のある子をもつ親などの保護者が加入者となる。 ②毎月掛金を支払う(1口9,300円〜23,300円。口数は1人

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          発達特性のある幼児の導尿を始めることになった親御さんへ

          息子の導尿を始めて間もなく1年になります。 始めた時、2歳4ヶ月でした。 当時、導尿に対する恐怖がすごくて、医師や看護師ではなく 親御さんがどう思ったのか感想を知りたいという思いがすごくありました。とくに暴れるかどうか。子供が受け入れられたかどうか。 導尿がふりかかってきて戸惑っているどなたか1人のためになれば、と思い書いています。男の子の場合ですので、女の子にはあまり参考にならないかもしれません。 導尿のイメージ「絶対暴れる!どうしよう・・」高熱で救急外来にいき導尿をする

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          合理的配慮ではなく誰にでも相互的調整を。発達障害者に対してだけの配慮ではダメな理由

          私の子供は未診断なものの発達障害なのだろうなと思う特性がいくつかあります。 ・人と目があいづらく、人に反応しないことが多い。 ・日常生活に強いこだわりがある。 ・3歳過ぎても発語がない(イヤ、だけはっきり言う…) ・エレベーターが異常に好きである。 自分は子供にどのようにすれば良いのか、 彼はどうしたら幸せに生きていけるのか、 自分はどうあるべきなのか、 日々情報収集し、考えています。 (うちの場合、発達障害に加えて内部障害の難病と軽度知的障害もあります) 私は彼の要望が

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          障害があっても生きやすくしていくには-"ヒューマンエンハンスメント"の存在-

          子(3歳)に発達障害の懸念があったので、Xで見つけたこちらの発達障害のシンポジウムを視聴しました。 私の子供はまだ3歳ですが難病・内部障害・知的障害があり親として大変な思いをしてきたし、ほかの障害の当事者の方・親御さんも言葉で話しきれないくらい苦労されていることと思います。 この先、自分が少しでもその苦労や困りごと、悩みを軽くする活動をしたい、明るく希望を持って生きていけるようにしたい、と思う中でこのシンポジウムを聞きました。 全体として大変興味深く、特に三番目の堀内先生

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