コーヒーの栽培について3

どうもゴンべです。

前回の記事で日本でもコーヒーの栽培が出来るとお伝えしました。栽培が安定しないのは栽培に必要な条件があるからです。
下記が前回の記事です。

前回、日本の栽培に対して不利な点を書かせて頂きました。どんな条件が適しているのでしょうか。

コーヒーの栽培に必要な条件・・・・

1、土壌や肥料

 肥沃さや水はけの良さ、耕しやすさなどが求められます。さらにアラビカ種の栽培には弱酸性の土壌が望ましいとされています。

成長に必要な炭素や酸素、水素は空気や水から吸収し、土壌にない成分は肥料などによって補います。
窒素やリン、カリウム等を過不足なく与えるため、腐植土の量も重要です。

2、気温

 日中の適した気温はアラビカ種が平均18~22℃、カネフォラ種ロブスタが平均22~28℃とされています。熟成には適温が大切であり、高すぎても低すぎてもいけません。また、コーヒーノキは寒さに弱く、低温が続くと枯れてしまいます。

3、日照

 日照時間も適度な量・時間が求められます。いつも日照りが望ましいのではなく、日照量が多すぎるとコーヒーノキへのダメージとなり収穫量も減少してしまいます。

適度な日照量の調整や温度差の緩和、防風、浸食防止に低肥料化等、さまざまな役割を担ってくれるシェードツリーが重要となります。
シェードツリーとはコーヒーノキのそばにある背の高い木のことです。

4、雨量

 日照と同じくらい雨も大切です。
アラビカ種は年間降水量が1400~2000mm、カネフォラ種ロブスタは2000~2500mm程度が必要とされています。

日本のような四季ではなく、乾季と雨季があると良いとされています。

5、害虫などの予防

 土壌など環境を整えても、葉や幹を冒す害虫は発生します。
土壌の改良や湿度、肥料の調整によって害虫の予防を行います。
環境の条件と継続的な環境維持、害虫予防がコーヒー栽培の重要な要素です。

最後に・・・・

 土壌や気温・日照時間等が大切となり、栽培の為に必要な条件がシビアであると感じました。それほど、コーヒー豆は貴重なものであり、大切にする必要がありますね!

また、こんなにも限られた環境で作られているのでよりコーヒーに対する愛着が湧いてきます。

 以前、人から聞いた話なのですが・・・・

現在は嗜好品としてコーヒーを嗜むことが多いですが、昔は秘薬として活躍していたそうです。
今は飲みすぎると身体によくない・カフェインが良くない等、耳にすることがあります。実は秘薬として身体に良い影響をもたらす効果もあるそうです。秘薬と聞くと興味が出てきますよね。

どのような観点から秘薬と言われていたのでしょうか・・・・

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