ぱんだ
80年代女性アイドルの、おもにオリジナルアルバムの感想を綴った記事。音楽的知識ほぼなし。
今年はけっこういろいろありました。 自分の年齢を悪い意味で実感する機会も増えましたが、こうなると逆に、なるようになれという気持ちにもなってくるものです。 そしてここ数年、80年代アイドルを中心に昭和のアイドルが語られることが増えたと思います。シティポップが注目されて、その頃のアイドルの楽曲も再評価されたり。 当時を生きた者としては80年代って「アイドル飽和状態」だったわけですが、今テレビや動画サイトで見られるアイドルも全体の一部なんですよね。 さらにイメージも様々なアイドル
子役出身で、金八先生にも出演されていたとか。 年齢的な理由で夜の歌番組に出なかったのも記憶に残っています。おかげで「少女人形」をフルコーラスで聴くことは当時なかったと思います。 このアルバムは作家陣も豪華ですし、全体的に良作揃いの名盤ではないでしょうか。 1.「そよ風のスクランブル」 久しぶりの、好きだった人との再会。学生時代よりどこか大人びて見える相手にドキドキする気持ち。「焦る焦る焦ってしまう」 の部分、音楽で気持ちを表すってこういうのをいうんだな!と実感できます。心
小動物のような愛嬌ある笑顔で、親近感のわく雰囲気のアイドルだったと思います。デビュー曲の「白いバスケットシューズ」は印象的でした。 これは彼女の2枚目のオリジナルアルバムです。 1.「乙女の祈り」 タイトル通り、初めてのデートのときめきを乙女チックに歌っています。 曲も歌詞もちょっと聖子ちゃんっぽさがあるように思います。 キラキラした女の子の姿が見えるような曲。 2.「昼下がりのシンデレラ」 疾走感ある早いピッチの曲。 付き合いたての二人、不器用な彼の扱い方をあれこれ
ヨーロッパの香りただよう、明るさとアンニュイさを併せ持ったアルバム。 彼女の声自体が笑顔をイメージさせるので、悲しい曲も救いがあるというか。 10曲すべて聴きごたえのある名盤ではないでしょうか。 1.「エトランゼ・アムール」 スローテンポな、さわやかさのある曲。 雨のパリで、傘を差しかけた彼と恋におちる。 「エトランゼ・アムーーール♪」のところが独特の音階になっていてフランスの雰囲気が出てますね。 フランス語の彼と一生懸命話そうとする初々しい姿が思い浮かびます。 ときめき
あまり80年代アイドルというイメージではないのかもしれませんが、Wikipediaで見ると当時は存在した東芝系オーディションでデビューされた方のようです。 このアルバム、たいへん聴きごたえのある一枚でしたのでぜひ紹介したいと思います。 石坂智子さんは活動期間が1年ちょっとと短かったようで、優れた歌手なのに残念でなりません。 1. デジタル・ナイト・ララバイ 歌謡曲ぽいイントロが最高なんです。大人っぽい内容の歌詞をこの年齢で! 囁くような歌い方から、ちょっと「うなり」に近い
劇団から金八先生出演を経てアイドルデビュー。女優らしい表現力を感じるアルバムです。 1.さよならに慣れるまで 「哀愁のオリエント急行」などと同様、歌謡曲テイストの歌い上げる曲を一曲目に。アルバムへの期待を高めてくれます。 失恋した自分を客観的にみつめ忘れていこうとする気持ち。「さよなら」の悲しげできれいな声が印象的。 2.September Rain に消されて 歌謡曲風味強め。19歳でこれは渋いですね。 歌い方は大人っぽくないので、大人っぽい歌詞とのミスマッチ感が際
80年代を中心に活躍した女性アイドルの、オリジナルアルバムをレビューしていきます。 都合上、ベストアルバムになる場合もあります。 オリジナルアルバムを聴くと、当時の時代や季節の雰囲気がとても伝わりやすい気がします。 2000年を過ぎても定期的に80年代アイドルのベストアルバムやオリジナルアルバムの復刻盤が発売されていたみたいで、私は最近調べるまでそういったことを知りませんでした。 元々好きで聴いていた松田聖子、工藤静香、WINKなど少しはアルバムを持っていましたが、他にもた
堀ちえみさんの当時のイメージは明るくて日焼けした、みんなの妹的存在といった感じでしょうか。 当時は年2、3枚アルバムを出すのが普通だったようで、そのため発売時の季節に合わせた曲を揃えることが多いみたいです。 (なんか全部伝聞調の文ですみません。) 1.プレゼントは夏 さわやかな夏の恋人たち。きれいなハイトーンが、抜けるような青空を想像させます。 好きなら毎日だって会いたいよねー。 2.きっとバカンス 弾むように歌う様子が、聴く者に語り掛けるよう。 こんな声で「甘えたく